ブログの題名が「地方の女たち」になっているのに、出てくる話はオヤジの主張と畑の話ばかり。
もっと色っぽい話と期待して見てくださる人達を裏切ることになっています。
大昔に水商売をやって居たり、毎日の様に飲み歩く生活をしていたので「女の話」は山ほどあり、題名通りの内容だったのですが、、、夜の世界は狭くて誰の話かが分かるようになり、それは問題だと・・・
本当は何か新しい題名に変更しなくちゃと思いつつ、そのままになっています。
夜の街の姿はかなり変化しましたね。
とにかく食べ物屋と女の子が多いです。 夜の街が男の遊び場ではなくなってしまた最初の原因はカラオケです。
仕事帰りの男女が仲良くカラオケに行く姿を見かけるようになってから、今の姿になるのに時間はかからなかった。
カラオケの大流行の次が「食」。
イタリア料理とかラーメンとかB級グルメとか、とにかく食べる楽しみが大流行。
夜の街にも色々と出店されて増々女の子が増えました。
店も「創作料理」なんて言って、料理人じゃないの素人が平気で食べ物屋を開店させていましたね。夜の女じない女の子を誘いやすくなって良い面もあったのですが、、、プロが作った高級料理に慣れてる夜の女の子たちには受けませんでした。
特に和食の創作料理には参りました。 刺身なんかクタァーっとなってても平気。切れないナイフで刺身を切ってるんです、マグロもサーモンも同じ様になってるんです。
女と酒が大好きで、それらが作る空気感も魅力だった夜の街。 これは過去の話になりました。
特に「スナック」の変化は激しいですね。
最初にスナックと言われだしたのは「法律違反逃れの店」だったんです。
・スナックという言葉が出てくる前の水商売はクラブ・バー・キャバレー・洋酒喫茶。
・クラブは今でいう高級クラブで、その形態はほとんど同じです。
・バーは今のバーとは違って年齢的にクラブが無理な人や、外観的に難しい人が多かった。下品が売りみたいな部分もあり、その内容は激しく、若い男はもてあそばれます(それが良かったりして)
・洋酒喫茶はその名の通り酒を売る店でバーテンが活躍していました(今のバー。ホストクラブの要素もありました)
これらの業種が夜の街で活躍していた頃は、深夜にお酒を売ることが禁止されていたのです。
ところが、すし屋や焼き肉屋などでは「おいしく食事をするため」に許されていたのです。
そこで、、、、水商売にかかわる男たちは考えたのです。
洋酒喫茶で食事を提供すれば・・・「食事を美味しくするための酒」
それを男が主流だった洋酒喫茶を女がやれば、当時のクラブやバーと変わらないサービスを深夜までで提供できると・・・
そして食べ物を提供すると主張するために・・・・スナックと呼ぶようになった。
近年に見かける「レディースバー」の前身です。新しいと思っているかもしれませんが昭和の中期から存在する形ですね。
当初の「スナック営業」はボックス席に制限があり、カウンター席を多くとらないと許可が下りませんでした。もちろんボックス席での接客は禁止です。
しかし、、、、一旦、深夜に酒を売ることを大目に見るようになると、その流れは止まりません。夜の街はスナック全盛期を迎えます。ボックス席での接客などお構いなしの無法地帯と(笑)
そんな時代がしばらく続くのですが。夜の街にスナックが溢れると、当然ながら自分の店を差別化したい人が現れます。
そして夜の店の呼称で新しいのが色々と現れます。
ナイトスポット、、、サパークラブ、、、ラウンジなど、、、呼び名は違えど、その内容はほとんど同じです。
スナック全盛期が終わろうとした頃に、歓楽街のスナック系で働いていた女の人が、歓楽街の外れや地方の地方で店を出しました。
当然、年齢もそこそこ行ったママさんになります。女の子も素人っぽい子が一人って感じの店です。
テレビなんかでは、この種のスナックをスナックとして面白く紹介するので。
スナック・・・・おばちゃんママって印象になっています。
そのお陰で、今街中で女の子を多数おいてやっているスナックは、看板のスナックという文字を消すはめになっていますね。店名の前に何も書かれていない「無印」です。 これは若い人には少し入りにくいです。
比較的安い料金で高級クラブの雰囲気を楽しめた「スナック」は少なくなりました。
まぁ、流行りは繰り返すので五年・十年すれば復活するかも知れません。
その時は、、、老人かぁ~