地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

カープファンにびっくり

2016-10-30 08:19:49 | 日記
昨夜は熱戦の末、北海道日本ハムの勝利で、カープファンにとっては残念な結果になりましたネ。

日ハムが勝利し、選手達がマウンドに集まり歓喜の輪を作った時、スタンドを埋め尽くしたカープファン達の賞賛の拍手には感動と言うか・・・ビックリしました。

今のカープファンにとっては、極自然な出来事なんでしょうが、、、
昔のカープファンのイメージを強く持っていた私には、敵の勝利に拍手を居るなんて信じられない光景でした。

私が広島で野球を観戦したのは大昔の話しなんですが、その時の出来事は今も強く残っています。

球場はもちろん今の球場ではなくて、昔の市民球場でした。
広島カープの戦況が悪くなると酔っ払いが暴れ始めます。
それは外野・内野を問わず、あっちこっちの金網にしがみついた酔っ払いが怒鳴り始めます。
地方訛り全開で、他の地方から来た者にとっては、そのガラの悪さには怖さも感じるほどでしたネ。

私が行った時も同様で、シャツにステテコ姿の酔っ払いがバックネットに登って騒ぎ出した。
係員が下から色々と言ってるけど、なかなか降りてこない。
球場の観客はそのやりとりを見て、ヤジったりして参加している感じさえします。

こんな事はタマタマで特別な出来事だと思ってたら、後日にテレビのニュースで同じ様な光景が写されていたんです。
どうも市民球場では日常的にあるみたいで・・・

まぁ、その時代は市民球場だけではなくて、何処の球場でも、そこそこガラは悪いのですが市民球場のカープファンは別格と言うか・・・


今のソフトバンク・ホークスの前身の南海ホークスがダイエイ・ホークスに変わる前の頃の大阪球場も面白かった。
観客は少なく、一塁側で少し大声で話をすれば三塁側で聞こえるほど静かで、実際に聞こえてくるのはボールがミットにおさまる音やバットにはじかれた音だけ。

客は酒を片手にごろ寝で野球観戦です。
そして、、、退屈になると観客が選手達に話しかけるのです。 ヤジじゃないんです、話しかけるんです。

「お~い〇〇!! 今夜はミナミの××ちゃんの店に寄るんかぁ~。お前、昨日××ちゃんとアフター行ってたやろ!!」
どうも話しが具体的です。
それを聞いた別の客が
「××ちゃんて可愛いんかぁ~。店の名前はなんちゅうねん???」

言われている選手は苦笑い、軽く手を振り「それ以上言わんといて・・」って言う感じです。

その大阪球場は無くなり、広島市民球場は新しくなり、球団も色々と変わり本拠地も全国に広がった。

そして昨夜のカープファンの姿を見て、見る側もドンドン進化している事を改めて知りました。
まぁ進化する事を嫌っている応援団も兵庫・大阪にはありますけどネ(笑)