地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

地震と建物

2016-04-16 23:37:42 | 最近のニュースから
テレビの画面にマンションの通路が破壊されている映像が流れましたが・・・
あれはマンション本体には何の影響も無いと言って良いと思います。

まぁ住んでいる人達にとってはビックリな姿ですけど、あれは別々の建物を繋いでいる通路で、
構造上は元々別の建物なので、当然、揺れ方も違いぶつかり合いもあります。

こういう建物の場合はつなぎ目を固定していない場合も有りますネ

あのマンションと違い、大きな被害が出た東海大学の寮なんでけど・・・
あれはチト問題が有ります。。。

たぶん軽量鉄骨で建てられていると思います。
地震に対して鉄骨は強く、木造の様に柱と梁が外れて二階部分が一階に崩れ落ちると言う事は少ないのです。

例え柱の部分の鉄骨が曲がっても、ペシャンコにはならず、人が何とか生き延びるだけの空間は残ります。
これは阪神淡路大震災の直後に現地で数多く見ました。

では、何故、あの東海大学の寮が問題なのか・・・

それは一言で言えば建物が大き過ぎるのです。
軽量鉄骨で作る建物としては大き過ぎて、自分(建物)の重量に耐え切れて居ません。

写真で見る限りの話ですが、あの寮の大きさだと二階部分の無い倉庫などが限界です。

将来の有る大事な学生が寝泊りする場所としては、もう少し、しっかりした建物が必要だと思います。
たぶん亡くなった学生の親達も、暫くして気持ちが落ち着けばそこに疑問を感じると思います。

例えどんな丈夫な家を建てても、大地震から命は守る事は出来るかもしれないが、
建物がそのまま使える可能性は低くいと思います。

東北の震災以来、住宅メーカーは「〇〇年住宅」なんて、うたい文句にしているのを見かけます。

しかし、家は土地の上にある訳で、大地震はその土地が変形して使い物になら無いようになる場合が多いんです。
特に人の手の入った土地は弱いです。

地盤強化と言う工事も有りますが、これは車が通過した時に揺れが少なくなる程度の問題で、大きな地震にはさほど効果はないと思います。



写真は20年ほど前の阪神淡路大震災で崩れた地盤を支えています。
地震の直後はブロックの下の基礎の部分が崩壊してありませんでした。

そこから土が崩れ出て3mほどは家が宙に浮いている状態でした。

家は建てて間もない時です。
どんな形で購入したかは知りませんが、一般的には支払いが始まったばかりで立て直す余裕なんかは無いでしょう。

結局は土を戻し、固めて基礎をやり直して写真の状態です。
固めると言っても限度が有り、自然の土地の様には硬くならないでしょうネ。

チョットした揺れがあると危ない状態です。

世の中の多くの人は壊れた家の支払いと、新しく建てた家の支払いを同時に出来る人は少ないです。

多くの人が被災すると、その人数と同じだけの別々な問題が発生します。
それを丁寧に粘り強く解決して、何時か「過去の出来事」と成る日が来る事を願うばかりです。



やはり今は地震の事を思い・考える時だと思い直しました。

活断層と地震

2016-04-16 15:43:59 | 最近のニュースから
熊本地震で被災されてる人達や、その恐れのある人達の無事を祈っています。。。。

最初の発生時には熊本市内の中心地がテレビで放送されて、夜の街などで居てた人達が外に出て
揺れで剥がれ落ちたタイルなどをスマホで撮影している姿が見られたので、、、その程度ですんだか、、。
・・と軽く感じたのですが、大きな誤りでした。


地震とか原子力発電所の問題で「活断層」と言う言葉がよく出てきます。
テレビ等ではその専門家たちの話が・・・

未明の地震(M7.3)で断層の隆起が見られ「〇〇断層」のズレと言ってました。
阪神淡路大震災でも、淡路島で田んぼなどで大きな隆起がハッキリと見られました。
※前回にM7.1と書きましたがM7.3が正しく、0.2違うとエネルギーは約2倍だそうです。

テレビ等に出てる人達はその道の専門家なので、根拠が明確で無い事は言えないので地震の原因として活断層のズレとします。

じゃあ・・・何故、活断層がズレるのか
素人は責任が無いので何でも言いやすい。。。

中央構造線、今回の震源地を地図上で見ると、その構造線の付近で発生しています。
知っての通り、その構造線の一部なんですが、、
大分から伊方原発(愛媛)を通り吉野川(徳島)、そして紀ノ川(和歌山)に沿って奈良から知多半島(愛知)と伸びています(一部です)

この構造線から北側は大昔、それこそ今の大陸などが形成される頃に大陸の端で、その構造線より南は海。
鹿児島・高知・徳島・和歌山などは、殆どが海からの堆積物で出来た陸です。

ですから元々異質な物がくっついている訳で、その部分にプレートの歪みなど何かの力が加わると、別々の動きになります。

こうなって来ると、その別々の動き(ズレ)を予測するなんて事は不可能です。
非科学的と言う専門家も多いのですが、過去の資料から予測するしか方法はありません。

それに対して、地震予知の為には(大昔の)資料が少なすぎて判断しにくいと言う人もいますが、現実には昔からの言い伝えが多くの人を救っています。

すごく短期なのですが、、、
今年に入って西日本の地震の震源地を拾っていくと、
和歌山の紀ノ川に沿ってと、伊方原発(愛媛)と今回の震源地付近で多くの地震が発生していました。
※伊方原発は大丈夫なんでしょうか・・・

何が前兆で、何が本震で、何が余震なんて事じゃなくて、この構造線全域で断層がズレやすい状態になっていると言う事じゃないのだろうか・・・あくまでも素人判断ですがネ。。

とにかく地震は怖いですねぇ~ 本当にどうにもなら無いですから。。。



徳島でも揺れました

2016-04-16 02:38:59 | 最近のニュースから
今回の熊本の地震は余震がひどいですねぇ~

さすがに徳島は四国の東でかなり遠いので揺れなどの影響は有りません・・・と思ってた。

ところが先ほど(午前1時25分)の地震の時は揺れました。

M.7.1の地震です。昨日のM.6.5より強いエネルギーです。
本震を上回る強さですが、やはりこれも余震なんでしょうか、それとも本震で昨日の地震が前兆だったのか・・・。

その時、私は下を向いて字を書いたんです。 
なんか、頭と身体がフラ~ッとしたので呑みすぎか目眩かと思って頭を上げると、ユラユラと揺れました。

急いでテレビとパソコンのスイッチを入れると、なんと九州・四国の地図の上に震度を示す数字がベタベタに書かれてました。

地震と言うと何時でも阪神淡路の地震を思い出します。
大きな地震の経験はこの地震だけですが、一度有れば十分で、出きる事ならもう二度と経験したくはありませんね{/face_hekomu

阪神淡路の地震の時も一年は余震が続きました。
当時は生活圏が大阪と神戸だったので、悲惨な状況も沢山見たし、余震にも怖い思いは何度もしました。

ところが人間て「慣れる」と言う能力がすごくて、本震が有ってから一月もすると頻繁に有る余震に慣れてしまいます。

東北大震災の後、東京の直下型地震とか東南海地震とかが〇〇年以内の発生の可能性が〇〇%と言って、
その時に備える公共工事や啓発運動もさかんです。

震災グッズなども売られていますが、、、、、
現実にその時の為に準備をしている人はどの程度いてるんでしょうねぇ~

私はキャンプなど野外でのレジャーも好きなので(まぁ遊びはなんでも好きなんですけどネ)
野外で生活する道具は一式有り、避難所での共同生活をしなくてもすむかも・・と。

ただ、問題なのはそれが家にあると言う事なんですねぇ~
そんな道具が必要な時って、、、、家は潰れているかも知れませんので、役に立つがどうか怪しいです。

日本の中央で大きな火事、北の北海道では積雪や強風、そして南の九州では地震と・・・

こんな時は楽しい話や、少しふざけた話をしたいのですが被害に有っている人達の事を思うと・・・
なんかねぇ~なかなかそう言う訳にはならないです