=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

無添加な暮らし

2010年11月27日 | 【お出かけ】木のむくまま
南房総に初めて「無添加住宅」ができたので、
見学会に行ってきました。

無添加住宅とは、
シックハウスなど化学物質アレルギーなどを抑えるために、
漆喰や無垢材を使い、ほぼ自然素材でできている家だそうです。

私自身、
学生時代に喜び勇んで、新築のマンションに入居したら、
一年目は湿気とにおいにうんざりした経験があったので、
興味がありました。

見学会会場では、
「珪藻土と漆喰の違いは?」
「強いていえば漆喰の弱点は?」
など、いろいろと質問する私に、丁寧に対応してくださり、
私が家具を作っていることを話した後も、
引き続き説明をしてくださって感謝です。

なかでも、
家具の接着に、「米のり」を使っていることは新発見でした。
「米のり」とは、
要するにお米です。
お米をネチャネチャと混ぜて、糊にするのです。
固まった後は、
木と成分が同種なので、接着というよりは同化してしまうそうです。

ボンドを頻繁に利用する家具の組み立て現場を見てきて、
たしかに現在のボンドは、安全で便利、接着力も相当に高いようですが、
私の心の中にはなんとなく晴れないものがありました。

まだ研究をしていく必要がありますが、
ぜひ、米のりやにかわなどの自然接着剤の活用に取り組んでいきたいと思います。


無添加住宅で、無添加な暮らしをして、
さらに、無添加な生き方をしていきたいですね。

→無添加住宅HP
→木更津の無添加住宅代理店「樹林」
コメント
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