「肥満」とは・・・・
こえふとること。
では「肥える」とは・・・・
体の肉が増す。ふとる。こと
「でぶ」とは・・・・・
体の肉が増すことが肥満ででぶなら・・・・・
シュワルツネッガーはでぶでしょうか?
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このへんに肥満の認識のあいまいさがあります。
肥満とは「肉」が増えることではなく、体脂肪が増えることでしょう?
英語の「太った=fat」ははっきり脂肪の意味をもっています。
ちなみに「obese」は「病的な肥満」。医学表現です 。
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馬を観るときも、脂肪が多いのか、しっかり筋肉がついているのか。
混同してはいけないと思うのです。
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1歳馬の飛節のOCDの関節鏡手術。
当歳馬の肢軸異常のスクリュー抜去手術。
今週、私は午後の検査当番。
それを終えてから、競走馬の喉鳴りの胸骨甲状筋付着部切除と声嚢声帯切除。
夕方、繁殖雌馬の疝痛。
だいぶ暇になってきたのかも。
前のコメントにも重なりますが、クォーターホースは粗食に耐えられる品種なのか(!?)粗飼料だけでも充分だと思います。濃厚飼料を与えると途端にまるまると肥えてしまいます。
また筋肉も付きやすく、アメリカで聞いた話では能力のある新馬でも調教するに連れて筋肉が付き過ぎてしまう馬はやむなく去勢するそうです。筋肉が付きすぎると細かい動きが出来なくなるようなことを言っていました。
人間同様で、実践向きなボディーと魅せる為のボディーは違うようですね(笑)
納得いただき、笑っていただきありがとうございます(笑)。当たり前のようなことなのに、馬についてもまだ認識が足らないと思っています。
まるまる太った育成馬が良いコンディションだと思われていたり、繁殖雌馬が太りすぎていたり、種馬が疝痛や蹄葉炎で命を落としたりしています。よく運動して筋肉がしっかりついているのと、脂肪で太っているのを見分けないことがその要因の一つになっていると思います。
サラブレッドでも血統的に筋肉がつきやすい馬もいるようです。脂肪がつきやすい馬もいます。そういう馬は食べさせすぎに要注意だと思います。QHはその傾向がもっと強いのでしょう。
ポニーなどは青草だけでも太りすぎ、蹄葉炎になるので、粗食にしなければいけないようです。注意が必要ですね。