馬医者修行日記

サラブレッド生産地の大動物獣医師の日々

黒毛和種新生子牛の脛骨近位骨幹端斜骨折のDCP固定 2

2016-09-20 | 牛、ウシ、丑

私たちは、救命救急センターでもあるので、子牛が骨折したようだと連絡を受けたら、すぐに手術するように準備できる。

しかし、多くの家畜診療所はそうはいかないだろう。

それでも、明日とか、あさって・・と言っていたのでは、手術が難しくなり、治せる牛も治せなくなる。

最近はもっぱらプロポフォールのCRIで麻酔維持している。

気管挿管しておくことが望ましい。

デマンドバルブも用意しておけば、人工呼吸も可能。

牛の気管挿管は、馬より難しい。

仰臥位が良いと思っているのだけど・・・牽引、挙上するので半横臥に近いかも。

脛骨へのアプローチは容易。

脛骨稜上を切開するのが良いと考えている。

内か、外か、と言うなら、内側が筋肉がなくてよろしい。

脛骨稜上を切開しておけば、外側よりからラグスクリューを入れることもできるし、外側面に2枚目のプレートをいれることもできる。

透視装置は手術時間の短縮にとても役に立つ。

これはラグスクリュー用のドリリングをして、入れるスクリューの長さをデプスゲージで測っているところ。

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ナイスキャ~ッチ!

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