アースクエスト BLOG

シーカヤック アースクエストのブログです。

ロール

2009-09-17 08:40:00 | シーカヤックスクール
 とある大学のプールをお借りして、ロールの解析のお手伝いをしてきました。
 科学の目でロールの動きを解析します。
 まずは、実験の検証。陸上・水中・空中にカメラを設置していろいろなアングルから動画を撮影します。
 被験者は、体のポイントになる部分に目印を付けてロールをして、その目印の動きをコンピューターで解析するそうです。


 解析した動きを元に、ロールの動きが理論的に解き明かされるのでしょう。インストラクターとしては、非常に興味深い実験です。

 プールに浮かべたカヤックは、撮影機材がなければリゾート気分満点の絵になります。


 とっても貴重で楽しい一日が過ごせました。

 教訓:プールの水は鼻にきます。次回は鼻栓を持って行きます。

網地島にて

2009-09-13 06:19:00 | シーカヤックスクール
 網地島に到着すると、学生たちは初日の課題のセルフレスキューをクリアしてすでに引き上げた後でした。島のカヤックガイド、S氏の協力でカヤックを運んで、この日は終了。一日がかりの移動となりました。

 夜は、ちょっとどきどきの学生たちの手作りメニュー。美味しくいただきました。

 2日目。この日は基本のパドリングとグループレスキュー。通常はありえない流れですが、そこは若さでクリアしてもらいます。

 レスキューで難しいのは、相手のカヤックに自分のカヤックを近づけること。
 レスキューが素早い人は、躊躇無く一回で目的の場所にイメージ通りの位置関係でカヤックを持って行きます。当然、初心者講習を受けた直後では思い通りの場所にうまくカヤックを持って行けません。

 相手のカヤックの周りを延々と回り続けたり、何度も行ったり来たりをしたり・・・。手助けすると実習にならないので、辛抱強く最小限のアドバイスで見守ります。最後には、ほぼ全員が助けることと助けられることを体験できました。(一部は助けられただけでしたが。)
↓は、相手のカヤックの水抜きをしようとして、自分もひっくり返ってしまったシーンです。


 一通りレスキューを体験すると、いよいよ翌日のツーリングに向けての準備が整います。



西風の季節

2009-09-10 06:39:00 | シーカヤックツアー
 西風の吹く季節になりましたね。
 今日は強風が予想されているので、スクールは中止。
 ハイシーズンの終わりを告げる、風の一日になりそうです。

 イベントサポートとか、貸し切り講習とかいろいろと謎の行動をとっておりましたが、ひとまず通常の体制に戻りました。

 ではでは、何をしていたのかというと・・・・・、

 まずは、大学生のマリンスポーツ実習のサポートに網地島へ。台風通過の影響で、船が出るかでないか分からないという、波乱のスタート。チャーター船(カヤック・荷物運搬用)は、船長判断で出航せず、とりあえずは学生と先生が運行を始めた網地島ラインの船で網地島へ渡ることに。

 私はカヤックと一緒になんとか島へ渡る手段を見つけるということに・・・・。船の運航会社、網地島ラインに交渉すると、大きな手荷物扱いで網地島までカヤックを運んでもらえました。運賃は、1艇1700円弱。この手段、これからのツアーでも使えると感じました。ちなみに、カヤックをフェリーに積むときは予約した方が確実です。



 思っていたほどの波もなく、チャーター船が何故に欠航したのか今ひとつ釈然としないまま、船は網地島へ進んでいきました。

・・・・つづく(かも)