「ながめ余興場」は、群馬県みどり市大間々町にある。
高津戸峡のすぐ近くに立つ1937年(昭和12)建築の芝居小屋である。
1987年(昭和62)に閉鎖。
近年、文化財としての価値が見直され復元されたのである。
街中にありつつ、眼下に渓谷美が広がっている。
赤い橋は紅葉や春の芽吹き時、新緑、はては桜の満開に映えるのである。
この芝居小屋は、形式は切妻造り妻入りと称されるもので、建物正面の中央に唐破風を付けて客の入場口とし、その左右には千鳥破風を付けるなど、劇場らしい変化に富んだ意匠を施している。
実に見事な造作である。
遠目で見ても、高津峡の水は澄んでいてカガミのようである。
回り舞台であるけれど、この機構はヨーロッパに先駆けること約150年前、江戸時代の中頃に日本で発明され、明治以後、外国の舞台機構にも大きな影響を与えたとされているものである。
人が手で回す伝統的な回り舞台である。
みどり市大間々町大間々1635
お問い合わせ先 電話 0277-72-1968 FAX0277-72-1985
である。
正面の左側に入場券売り場があり、それもまた雰囲気のあるたたずまいである。
ここ上州の地はもう寒い。
新緑の季節にでもお尋ねになっては如何だろうか。
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荒野人
高津戸峡のすぐ近くに立つ1937年(昭和12)建築の芝居小屋である。
1987年(昭和62)に閉鎖。
近年、文化財としての価値が見直され復元されたのである。
街中にありつつ、眼下に渓谷美が広がっている。
赤い橋は紅葉や春の芽吹き時、新緑、はては桜の満開に映えるのである。
この芝居小屋は、形式は切妻造り妻入りと称されるもので、建物正面の中央に唐破風を付けて客の入場口とし、その左右には千鳥破風を付けるなど、劇場らしい変化に富んだ意匠を施している。
実に見事な造作である。
遠目で見ても、高津峡の水は澄んでいてカガミのようである。
回り舞台であるけれど、この機構はヨーロッパに先駆けること約150年前、江戸時代の中頃に日本で発明され、明治以後、外国の舞台機構にも大きな影響を与えたとされているものである。
人が手で回す伝統的な回り舞台である。
みどり市大間々町大間々1635
お問い合わせ先 電話 0277-72-1968 FAX0277-72-1985
である。
正面の左側に入場券売り場があり、それもまた雰囲気のあるたたずまいである。
ここ上州の地はもう寒い。
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