エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

ぼくとお饅頭

2009年11月05日 | 旅行
ぼくはすっかり「甘党」になってしまった。
かつては両党使いだったのだけれど・・・酒と縁遠くなってしまったのである。

いまはすっかり「和菓子」党である。
少なくとも、洋菓子より健康的である。

周辺も、それを理解してくれるから宴会の時には随分と楽になった。

そこで・・・伊東市の石舟庵である。



石舟庵の由来が立看板で記載されている。



江戸城城壁大修築の折の石を運んだ船の航路だったのだという。
ここ伊豆はその石切り場が多く存在したのである。
その証左として、細川家が運んだ刻印石が残されている。



石舟庵はなまじ菓子司などと言って、高いところから消費者を見下していないところがよろしい。
菓子処と表記されていて、単にお菓子の場所であると言っている。
とても謙虚で宜しいのである。
しかも、この和菓子屋さんは、伊豆から外に出店していない。
あくまでも伊豆地方にこだわっているのである。

これは大変嬉しい。

この店で一番美味しいのは、たんに茶饅頭である。
お茶請けとしての蒸し饅頭である。



これがお饅頭の原点であるといえる。
不滅のロングセラーである。
饅頭と言えばこれである。

落語家が饅頭を食べる仕種は、この饅頭をイメージしていることは言を待たないのである。


今の季節は栗をふんだんに使った和菓子であろう。



栗の粒々が残っていて、甘さと歯ざわりが楽しめるのである。



店内の様子である。



ここで働く女性を柔らかなタッチで撮影した。
いかがだろうか?

お饅頭のイメージである。

ぼくは和菓子が大好きである。
小豆のほの甘い感じ、あの砂糖でしっとりとさせたコナコナ感が大好きなのだ。
だから餡は漉し餡に限る。
口に残る感じは嫌いなのである。




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                     荒野人

二つのゴルフ場を眺める

2009年11月05日 | 旅行
大室山からの眺望は、パノラマが広がって雄大である。
しかし小室山からの眺望も二つのゴルフ場を俯瞰できるのである。

ロープウエイも適度の長さで、楽しめる。



大室山のロープウエイよりも傾斜は穏やかである。
この小室山の頂上からは川奈ゴルフ場が俯瞰できるのである。
海に開けたフェアウエイは開放的である。



名門コースだ。
緑のフェアウエイと群青の海、そこに白い灯台。
お洒落(しゃれ)である。

また、川奈の反対側にはサザンクロス・ゴルフ場が見えるのである。



林間コースのゴルフ場である。
森林浴をしながらプレーが楽しめる。

典型的な山岳コースではあるけれど、あまりアップダウンはない。
ないけれどフェアウエイは狭いほうかもしれない。

大橋巨泉なるテレビタレントが現役の時期には、このコースの脇に自宅があって夕方など良くコースで練習する姿も見られたものである。

川奈で潮騒を聞き、サザンクロスで風のさやぎを聞く。
葉ずれの音、波の音。

都会では経験できない自然が豊かに息づいているのである。


気分爽快!である。



従って、空気も綺麗なのである。
雲も、その形が鮮やかなのだ。




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