メタボおやじの糖分日記

旅と酒をこよなく愛するメタボ親父の糖分ライフ。

箱根:強羅花壇 滞在記③

2021年02月27日 | 国内/伊豆・箱根
的中⑤:期待外れの懐石料理
部屋に入ってガッカリして、風呂から出て旅の気分を崩されて、せめて食事だけはと願ったのが甘かった。確かに高級旅館にふさわしい何品かはあったものの、懐石は全体を通して季節感や満足感が楽しめず、他の同ランクの旅館と比較してもワンランク下に感じてしまった。😫ガッカリ!!

こちらが強羅花壇の懐石料理↓

焼物の筍の西京焼と甘鯛の唐揚げはちょっと
炊合の本鱈もちょっと
仕上げのまぜご飯もちょっと
最後の苺ババロアもね
全体的に春を感じなかったなぁ


こちらは修善寺あさば↓

完璧な満足度
お造里の伊勢海老は量も味も言うことなし
名物のあなご寿司も完璧
最後のメロンも大振りで完熟


下は湯河原の石葉↓

季節感も素晴らしく、一品一品の仕事も丁寧


残念ながら強羅花壇には、これらの要素を感じることができなかった。
「仏作って魂入れず」
一生懸命やってはいるのだろうが、ま、仕方がないか。

でも客室担当のお兄ちゃんは気を遣って「私から」と冷酒をプレゼントしてくれた。
ただ残念なことに風呂上がりにお詫びの泡を飲んで、さらに食事の時にビールと日本酒を飲んでいたので、「申し訳ないけど・・・」と気持ちだけ受け取った。




ホテルの旅館もチームワーク。
部屋の清掃、布団の上げ下げ、配膳・・・と、担当するスタッフ一人一人のプロ意識で旅館の価値を上げている。そのチームがバラバラだったり、手抜きをすれば一気に価値は下がってしまう。
つくづくこの宿は反面教師で勉強になった。
次はどこの旅館に行こうかな。
と、考えていたら早速ボケからLINEが入った。

😆ボケ  みなさん、そろそろ春の遠足ですね💕






コメント (4)
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箱根:強羅花壇 滞在記②

2021年02月27日 | 国内/伊豆・箱根
的中③:大外れの部屋
案内された部屋は1階の萩。
巨石露天風呂付客室で、部屋は縁側+客間と寝室の二間続きだった。


昨年泊まった湯河原の石葉と修禅寺のあさばを比較してみて
第一印象 「えっ、これが高級旅館ですか?」といった感じ。

まず入ったところがこれ

畳は綺麗だけどごくフツー。狭くて解放感がなく、両サイドが壁で圧迫感を感じる。

庭もお粗末だった。

とくに壁の汚れと簀の古さが気になった。
全体的に雑然としていて、この景色を何時間も見ることはできない。
正直、庭がなくても山々が見える上の部屋の方がよかったと思う。

でも悪いことばかり書けないので、茶菓子をいただいてからもう一度部屋をチェック

まぁ、評価できると言ったら縁側と浴室の脱衣場は床暖房。
それと露天風呂の手前のシャワールームがミストサウナになっていた。
でも、サウナが嫌いなので使うことはありません。


さて、部屋の案内はそこまでにして、早速大浴場の温泉に入りに行きましょうか♨️



部屋→🚶‍♀️→大浴場
建物自体は素敵です。



大浴場へはこの廊下を通って行きます。
部屋が期待通りじゃなかったので、大浴場には期待大。



いい風呂でした♨️
この日入浴していたのは私だけ。なんか独り占めした気分で旅の疲れも吹っ飛びました。
来てよかった! と思ったのはこれが最後。
以下は最悪の旅に。


的中④:サロンで営業会議
風呂から出ると女性従業員が立っていた。
🙍‍♀️ジュウギョウイン     冷たい日本茶にしますか?ハーブティにしますか?
といって風呂上がりの飲み物と休憩室になっているサロンに案内された。

ところが入るとどこかの会社か、背広姿の男3名と女性1名が大きな声で会議をしている。
しかもコロナ禍でマスクの上からも唾が飛んできそうな大声で。
社員研修なのか営業できているのか知らないが、湯上がり処のサロンで会議をするとは失礼にも程がある。こっちは浴衣姿でのんびりとリラックスしているのに、その横で仕事の話だ。気分が一気に冷めてしまい、仕事モードにスイッチが入ってしまった。

そして10分ほどして出て行ったので、
「どこの団体?」と尋ねたら、すみません、うちの社員です。と
もう開いた口が塞がらず、驚き桃の木山椒の木でビックリ!
同時に我慢していた怒りが富士山の噴火ごとく噴火して
「いまの男呼んでこい!」と怒鳴ってしまった。

そしたらマネージャーとフロント主任が飛んできて、ひたすら頭を下げたが当人は逃げっぱなし。
「あの声の大きい男は何ていうの」と尋ねたら、営業の光永と言いますと再び頭を下げた。

で、ネットで調べてみらたこんなおやじだった。

まぁ、強羅花壇の稼ぎ頭なんだろう。
でも庇うことがこの宿にとってプラスになるかそれともマイナスかと考えたら、当然マイナスになると私は思う。旅館の価値を上げるのも下げるのも宿の対応一つ。
王者の宿には至る所に価値をあげる要素があり、それを学ぶだけでも払った以上のものをもらえるものと考えている。
反面教師。強羅花壇、いい意味で勉強になった。

尚、主任からお詫びにといって泡をプレゼントされた。



弊社だったら宿の無料チケット出すのになぁ〜 と、懐の狭さを見てしまった。
そうなるともうすべてが悪く見えくる。
これが商売の難しさか・・・・

痛感した一日でした。夜へとつづく。
コメント (3)
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