何の周年記念かわからないが、アニメチャンネルのAT-Xでは横山光輝原
作のOVA版のマーズ(1994年)が放映。センターはその主役ロボのガイ
ヤーだ。そのOVA版は売り上げに苦戦したのでストーリー途中の第2話
で中断…ジャンプより酷いぞ!その穴埋めにゴッドマーズ(1981年)が
現在放映中!これはマーズが原作だが設定・ストーリー変更が多く、実
質は別作品となっている。左のケース内の三等身のロボがゴッドマーズ
だ。右はバビル2世(1973年)に登場の味方の自律ロボット?のポセイ
ドン。3つのしもべのひとり(1体)で口はきかなかったと記憶する。
90年代後半は食玩フィギュアブームの全盛期で横山SFキャラや水島野
球キャラなども複数のメーカーから同時にフィギュア化がされたと記憶
する。多分ブローカーが同時に売り込んでいたのかもしれない(決めつ
け?)。このポセイドンは、バンダイのガシャポンの方ではなくユージ
ンのカプセルの方だ。話をマーズに戻そう。OVA版やゴッドマーズとは
別に13話シリーズが存在。ゼロ年代前半にアニメチャンネルのAT-Xが70
年代頃に実写番組にもなったヒーロー漫画のバロム・ワン、デビルマン
の元となった魔王ダンテ、ラストはマーズを原作とした神世紀伝マーズ。
この3作品をほぼ同時に13本シリーズでアニメ化。原作に近い形を目指
しており、地上波の番組の借り物だけではなく独自製作の作品も定着さ
せようとしていた。意欲は買うが、単独で全部やろうとするとかなり低
予算になり、3作とも固い画風とチープ感は払拭できず、その後、AT-X
はアニメを先導して製作する事があっても美少女物を地上波でも放映を
前提としており「地上波では修正していますが、AT-Xの方では レンタル
版を待たず修正前の画像を放映。湯気や光の演出で隠された乳房を拝め
ます」のパターンに路線変更。さいとう・永井・横山・3大巨匠作品の
アニメ化という大きな意欲は既になくなっていた。なので、神世紀伝マ
ーズが放映されるかは微妙だが、置いてきぼりはしないで欲しいのが本
音だ(…切実)。
~PS~
土曜日の夜に頑張って溜まった雑用をこなす。本音を言えばGWや
お盆休みなどいらないので定期的な休みにしてもらいたいものであ
る。弟も本音は来てもらいたくない…多忙すぎるのだ。
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