平成エンタメ研究所

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欅坂46誕生!~その初々しさにファンはかつての乃木坂46を見る

2015年08月26日 | アイドル
 乃木坂46の姉妹グループで、欅坂(けやきざか)46が誕生!
 秋元康プロデュースのグループは話題づくりが上手いですね。
 さまざまな形で燃料を投下してくる。

 まず今回のオーディションを、乃木坂46の3期生募集でなく、まったく新しいグループとして募集した所が上手い。
 3期生募集だと「ああ、そろそろそういう時期だよね」とファンは予定調和として考えるが、「欅坂46」(元々は鳥居坂46)だと、「おおっ!」と期待が高まる。
 一部のファンは3期生だと、「2期生も、アンダーメンバーも活かしきれていないのに、3期生なんかいらない」と思うかもしれない。

 AKB48のように地方に姉妹グループをつくらなかったのも面白い。
 AKB48の姉妹グループは、SKE48(名古屋)、NMB48(大阪)、HKT48(博多)など地方。
 一方、欅坂は東京。
 乃木坂46を始めとするさまざまなアイドルグループと東京の商圏を奪い合うことになるわけだが、秋元康とソニーの運営スタッフは東京を基盤とする方が商売になると考えたようだ。
 確かに劇場を持たないグループは、メディアが集中する東京で勝負するしかないんですけどね。
 でも、同様のことはハロプロやエイベックスなどもやっている。
 では、なぜ東京に姉妹グループか?
 おそらく秋元康とソニーの運営スタッフに、乃木坂46を育ててきたノウハウと自信があるからだろう。
 乃木坂を育ててきたのと同じ方法を使えば、ある程度までは大きくできる。
 乃木坂46が<AKB48の公式ライバル>という打ち出して注目されたように、欅坂も<乃木坂46の姉妹グループ>として注目される。
 少なくとも神宮球場をいっぱいにし、50万枚のCDを買う乃木坂ファンは関心を持つ。
 50万枚のパイは大きい。
 50万枚の勢いがあれば、一応のムーブメントはつくれる。
 ここが他のアイドルグループと違う所。
 おそらくデビューシングルの売り上げは、10万~20万枚は堅いのではないか?
 プロデュース側にしてみれば、新たに10万~20万枚の売り上げを見込めるグループができるわけで、こんなに美味しいことはない。
 これが乃木坂の3期生だったら、乃木坂のCD売り上げ10万~20万枚UPには繋がらない。

 初々しさ、というのもポイントだ。
 デビュー当時の生駒里奈がAKBのファンの前で泣いて挨拶したように、ファンは完成されていない初々しさが大好き。
 昔懐かしい乃木坂46よ、もう一度。
 今の乃木坂は、ほとんど完成されていますからね。
 あとは各メンバーが個人仕事でどれだけ活躍できるかにかかっている。
 だから、ファンはかつての乃木坂を今度は欅坂46で見ることになる。
 
 というわけで、発足した欅坂46。
 個人的には、デビューシングルで、乃木坂46の『制服のマネキン』をカバーしてほしいなぁ。
 乃木坂46がAKB48の『会いたかった』をアレンジカバーしたように、そうすることが勝利の方程式だと思うんです。
 ていうか、こういうことを考えてしまうあたり、秋元康とソニーの運営の戦略に乗せられている?

 
 ※誕生した欅坂46。どのような物語が生まれるのか?


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