興毅“不可解判定”で世界奪取 (スポーツニッポン) - goo ニュース
亀田興毅世界戦。
この判定結果に物議をかもしている様だ。
・1ラウンドでのダウン、その後はポイントを取り合っての互角。
・1ラウンドでのダウンを補っての亀田の挽回(有効打もあり)。
・ファン・ランダエタの力量勝ち(1ラウンドでダウンもとったし、11・12ランドの亀田の動きは止まっていた)
評価は様々。
個人的には、ポイントを取り合っての互角という印象。
ランダエダは1ラウンドでダウンをとっていることもあり、判定で勝つ作戦に出た様だ。亀田に打ち込まれるとそれを補うために打ち返してポイントで互角にもっていった。ボクシングの採点ルールでは「各ラウンドに優劣をつけるルールがあり、引き分けのラウンドはほとんどない」とのことだから、引き分けと判定されるラウンドがあったら、結果はどうなっていただろう。
また、動きが止まった12ラウンドの金氏(韓国)の判定は10-9で亀田が取り、結果、トータルで亀田の勝ち。
この辺が亀田の勝利をすっきり喜べない原因となっている。
もっとも、もうひとり亀田の勝ちとしたフランスのジャッジのタロン氏は114―113とし接戦を物語っている。
さて、ここからが本題。
スポーツ選手は「物語」を背負う。
それが人々に語り継がれる「伝説」になる。
今回の亀田の勝利は、その物語にどの様な影響をもたらしただろう。
まず、やらせ・八百長のイメージがついてしまった。
年末の防衛戦を予定しているテレビ局の意向、タイアップ・バックアップ企業の意向、そんなものも見え隠れする。
実際にそんなことはないとしても、今後の亀田の試合にはそんなものを見え隠れしてしまう。
これはマイナス。
こういうイメージのついてしまった選手は、どんなに凄くても「伝説」にはならない。
逆に負けていたらどうだろう。
世界の壁は厚かった。さらに努力・挑戦してついに王座奪取!
その物語の方が亀田は伝説になれる。
亀田選手の試合後の発言「どんなもんじゃい!」も気になる。
実際は「どんなもんじゃい!」と胸を張れるような内容ではなかったから。
亀田はこれで半分のファンをなくした。
亀田が「伝説」になるためには、亀田は即刻ベルトを返上。ランダエダと再戦して勝利すべきである。
ファンはスポーツ選手の圧倒的な強さだけを見たいのではない。
潔さや苦闘といった「心の強さ」を見たいのだ。
彼の「生き様」を見たいのだ。
最後にマスコミと企業。
マスコミはスポーツ選手に「物語」を付加しようとする。
亀田選手の場合は、「親子愛」「三兄弟の世界奪取」。
企業はスポーツ選手で商売しようとする。
だが選手はそんなマスコミ・企業に乗せられて、自分を見失ってはいけない。
自分の置かれた状況で自分が感じたこと、考えたことを吟味し、自分を見つめ、自分を貫き通さなければならない。
それが出来て頂点にのぼりつめた時、その選手は「伝説」になる。
それでのぼりつめられなかったら、それだけの実力ということだ。
あるいは負けてもその挫折が「伝説」になることもある。
また、ファンもそうだ。
マスコミに踊らされてなったファンは本当のファンではない。自分自身を知って本当に応援してくれる人こそ本当のファンではあるまいか?
今後、亀田興毅はどんな物語を見せてくれるのだろう。
亀田興毅世界戦。
この判定結果に物議をかもしている様だ。
・1ラウンドでのダウン、その後はポイントを取り合っての互角。
・1ラウンドでのダウンを補っての亀田の挽回(有効打もあり)。
・ファン・ランダエタの力量勝ち(1ラウンドでダウンもとったし、11・12ランドの亀田の動きは止まっていた)
評価は様々。
個人的には、ポイントを取り合っての互角という印象。
ランダエダは1ラウンドでダウンをとっていることもあり、判定で勝つ作戦に出た様だ。亀田に打ち込まれるとそれを補うために打ち返してポイントで互角にもっていった。ボクシングの採点ルールでは「各ラウンドに優劣をつけるルールがあり、引き分けのラウンドはほとんどない」とのことだから、引き分けと判定されるラウンドがあったら、結果はどうなっていただろう。
また、動きが止まった12ラウンドの金氏(韓国)の判定は10-9で亀田が取り、結果、トータルで亀田の勝ち。
この辺が亀田の勝利をすっきり喜べない原因となっている。
もっとも、もうひとり亀田の勝ちとしたフランスのジャッジのタロン氏は114―113とし接戦を物語っている。
さて、ここからが本題。
スポーツ選手は「物語」を背負う。
それが人々に語り継がれる「伝説」になる。
今回の亀田の勝利は、その物語にどの様な影響をもたらしただろう。
まず、やらせ・八百長のイメージがついてしまった。
年末の防衛戦を予定しているテレビ局の意向、タイアップ・バックアップ企業の意向、そんなものも見え隠れする。
実際にそんなことはないとしても、今後の亀田の試合にはそんなものを見え隠れしてしまう。
これはマイナス。
こういうイメージのついてしまった選手は、どんなに凄くても「伝説」にはならない。
逆に負けていたらどうだろう。
世界の壁は厚かった。さらに努力・挑戦してついに王座奪取!
その物語の方が亀田は伝説になれる。
亀田選手の試合後の発言「どんなもんじゃい!」も気になる。
実際は「どんなもんじゃい!」と胸を張れるような内容ではなかったから。
亀田はこれで半分のファンをなくした。
亀田が「伝説」になるためには、亀田は即刻ベルトを返上。ランダエダと再戦して勝利すべきである。
ファンはスポーツ選手の圧倒的な強さだけを見たいのではない。
潔さや苦闘といった「心の強さ」を見たいのだ。
彼の「生き様」を見たいのだ。
最後にマスコミと企業。
マスコミはスポーツ選手に「物語」を付加しようとする。
亀田選手の場合は、「親子愛」「三兄弟の世界奪取」。
企業はスポーツ選手で商売しようとする。
だが選手はそんなマスコミ・企業に乗せられて、自分を見失ってはいけない。
自分の置かれた状況で自分が感じたこと、考えたことを吟味し、自分を見つめ、自分を貫き通さなければならない。
それが出来て頂点にのぼりつめた時、その選手は「伝説」になる。
それでのぼりつめられなかったら、それだけの実力ということだ。
あるいは負けてもその挫折が「伝説」になることもある。
また、ファンもそうだ。
マスコミに踊らされてなったファンは本当のファンではない。自分自身を知って本当に応援してくれる人こそ本当のファンではあるまいか?
今後、亀田興毅はどんな物語を見せてくれるのだろう。
ありがとうございます。
早速訂正させていただきます。
そうするとポイントでは亀田勝利ですね。
僕を含めて感情的にしてしまうものって何なんでしょうか?
ワールドカップの時に似ていると指摘する人もいますが。
いつもありがとうございます。
プロスポーツ選手は表現者でなくてはならないと思います。それは演じるということではなくて、プレイに自分自身が現れるような。亀田選手がマイナスのヒーローでやっていくなら別ですが、それはもったいないです。
>格闘技好きのブログ様
世界戦は相手を選べないそうですね。だとすればWBCはランダエダを選んでほしいと思います。
>tets様
おっしゃるとおり次の試合ですね。次の試合で亀田選手が何を表現するか?こちらの予想を裏切るようなすごいものを見せてほしいです。
彼の真価が問われるのは次の試合でしょう・・・
良い意味でも悪い意味でも期待しています。
もっと潔さを期待していました。
私も負けて 、負けることを知ることにより
さらに強くなって今度はKOで勝つ!
それが正解だと思います。