平成エンタメ研究所

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『推しが武道館行ってくれたら死ぬ』(平尾アウリ著/徳間書店)~アイドルオタクの無償の愛! みんなが舞菜のかわいさに気づいてくれたらいい

2018年08月15日 | コミック・アニメ・特撮
 ひさしぶりにコミックの話。
 今期はドラマがイマイチなので、TSUTAYAでコミックを借りたりしています。
 まずは『推しが武道館行ってくれたら死ぬ』(平尾アウリ著/徳間書店)
 平成のアイドルオタクの生態を描いた物語。

 主人公はアイドルオタクのえりぴよ。
 えりぴよは、アイドルグループChamJamのメンバー市井舞菜のファンで、〝古株にして収入のすべてを貢ぎ、自らの服は高校時代の赤いジャージのみ〟という女の子!
 彼女は舞菜についてこんなことを考えている。

「舞菜が生きていることがわたしへのファンサだから。
 生きていてくれさえいればいいから。
 同じ時代に生まれたこと。そして舞菜のご両親の出逢いに感謝!」

 初詣で神様にお願いすることは、
「今年も舞菜が健康でありますように。
 舞菜がおいしいものを毎日食べられますように。
 舞菜が幸せでありますように。
 舞菜が武道館に行けますように」

 電車で偶然、舞菜と遭遇した時は、
「プライベートの舞菜。私服は白なんだな、天使かよ。
 天使が存在している電車の中で」

 えりぴよにとって舞菜は生活のすべてなんですね。
 寝ても覚めても舞菜のことを考えている。
 これは客観的に見ると、ストーカーっぽくて少しフツーじゃないんですけど、えりぴよが女性であることがそれを緩和している。
 そして、えりぴよは舞菜に見返りを求めない。

「わたしはアイドルとしてがんばっている舞菜が好きだから。
 だから、わたしのものにって言うよりは、みんなのものになってほしい。
 みんなが舞菜のかわいさに気づいてくれたらいいと思ってる。
 当然、その中でもわたしが一番舞菜のことを好きだと知っている。
 舞菜が武道館に行ってくれたら死んでもいい。舞菜が武道館に行ってくれたら死んでもいい。
 大事なことなので2回言いました」

 無償の愛ですなあ。
 ここまで徹底していると、清々しいし、えりぴよはきっと幸せなんだろうな。
 こんなふうに他人を思えるなんてすごいこと。

 えりぴよと舞菜の関係はどうなっていくのだろう?
 実は舞菜もえりぴよのことが好きで、内気で心を開けないために〝塩対応〟になっているんですけどね。
 見返りを求めないえりぴよと自分を上手く表現できない舞菜。
 すれ違いのドラマは今後も続いていくようです。


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