秘密。
それはいつ暴かれるかも知れず、抱え込んでいれば不安材料になる。
高級官僚である社美彌子(仲間由紀恵)にとっては致命的だ。
だから、それを自分でリークして不安材料を解消した。
ロシアのスパイ・ヤロポロフとの恋愛関係を〝強姦〟という形でゼロにした。
甲斐峯秋 (石坂浩二)も口裏を合わせて協力した。
まったく〝喰えない女〟である。
そう言えば、これと同じことが<森友学園事件>でもあった。
共産党が暴露した<鴻池議員と森友学園の面談記録>。
あれは鴻池議員自身がリークしたものだと言われている。
面談記録をリークして、「こんにゃく」記者会見をおこなうことで、鴻池議員は自分が潔白であることを世間に見せたのだ。
世間も〝鴻池議員は100万円のカネを叩き返したんだな〟と思った。
秘密はバレてからだと収拾がつかなくなるが、疑惑が深まる前に公にしてしまえばダメージは少なくなる。
今回の『相棒』は<森友学園事件>からインスパイアされたのではないか?
<悪魔の証明>についても安倍首相はこんなことを国会で言っていた。
「国有地取得で私と妻が便宜を図ったことはない。無いことは証明できない」
「森友学園に100万円の寄付金を渡したことはない。無いことは証明できない」
今回の脚本を書いた輿水泰弘さんは<森友事件>の真相をどう考えているのだろう?
ぜひお聞きしたいものだ。
さて、話を『相棒』に戻すと、
社美彌子とヤロポロフが恋愛関係にあったことは確かだろう。
では、美彌子が愛に溺れて国を裏切ったのか?
このことは明らかにされていない。
法務省の日下部(榎木孝明)は美彌子を疑っているようだ。
美彌子が冠城(反町隆史)を特命係に行かせて遠ざけたのは、冠城が自分を調べていると思ったから?
………………
伊丹(川原和久)は可愛いな!
SNS用にレストランの料理をスマホで撮り、ついでに芹沢(山中崇史)の写真も撮る!(笑)
いたみんってそんなことをするヤツなんだと思っていたら、捜査のためだった。
これが捜査のためでなかったら、ギャップ萌えで、伊丹ファンの女性が増えたに違いない(笑)
………………
最後は右京(水谷豊)と冠城。
「想像が及ばないのなら黙ってろ!」
冠城はロマンチストで優しいんですね。
右京が雑誌記者の風間楓子(芦名星)に「ヤロポロフ」の名前を明かしたことを責めた。
ヤロポロフとの関係がマスコミに暴露されれば、美彌子は世間からさらに大きな疑惑の目で見られる。
女性にやさしい冠城としてはこれがイヤだったのだ。
一方、右京は捜査のためなら手段を選ばない。
おそらく楓子に話しても記事にはしないことを見越しての行動だったのだろうが、右京の行為はリスクが大きい。
ふたりの間に入った亀裂。
優しい男と、捜査のためなら手段を選ばない理性の男。
この亀裂は今後どのように拡がっていくのか?
それと、「想像が及ばないのなら黙ってろ!」は右京さんのせりふとしては違っている気がするな。
今後、重要な意味を持って来るのだろうか?
それはいつ暴かれるかも知れず、抱え込んでいれば不安材料になる。
高級官僚である社美彌子(仲間由紀恵)にとっては致命的だ。
だから、それを自分でリークして不安材料を解消した。
ロシアのスパイ・ヤロポロフとの恋愛関係を〝強姦〟という形でゼロにした。
甲斐峯秋 (石坂浩二)も口裏を合わせて協力した。
まったく〝喰えない女〟である。
そう言えば、これと同じことが<森友学園事件>でもあった。
共産党が暴露した<鴻池議員と森友学園の面談記録>。
あれは鴻池議員自身がリークしたものだと言われている。
面談記録をリークして、「こんにゃく」記者会見をおこなうことで、鴻池議員は自分が潔白であることを世間に見せたのだ。
世間も〝鴻池議員は100万円のカネを叩き返したんだな〟と思った。
秘密はバレてからだと収拾がつかなくなるが、疑惑が深まる前に公にしてしまえばダメージは少なくなる。
今回の『相棒』は<森友学園事件>からインスパイアされたのではないか?
<悪魔の証明>についても安倍首相はこんなことを国会で言っていた。
「国有地取得で私と妻が便宜を図ったことはない。無いことは証明できない」
「森友学園に100万円の寄付金を渡したことはない。無いことは証明できない」
今回の脚本を書いた輿水泰弘さんは<森友事件>の真相をどう考えているのだろう?
ぜひお聞きしたいものだ。
さて、話を『相棒』に戻すと、
社美彌子とヤロポロフが恋愛関係にあったことは確かだろう。
では、美彌子が愛に溺れて国を裏切ったのか?
このことは明らかにされていない。
法務省の日下部(榎木孝明)は美彌子を疑っているようだ。
美彌子が冠城(反町隆史)を特命係に行かせて遠ざけたのは、冠城が自分を調べていると思ったから?
………………
伊丹(川原和久)は可愛いな!
SNS用にレストランの料理をスマホで撮り、ついでに芹沢(山中崇史)の写真も撮る!(笑)
いたみんってそんなことをするヤツなんだと思っていたら、捜査のためだった。
これが捜査のためでなかったら、ギャップ萌えで、伊丹ファンの女性が増えたに違いない(笑)
………………
最後は右京(水谷豊)と冠城。
「想像が及ばないのなら黙ってろ!」
冠城はロマンチストで優しいんですね。
右京が雑誌記者の風間楓子(芦名星)に「ヤロポロフ」の名前を明かしたことを責めた。
ヤロポロフとの関係がマスコミに暴露されれば、美彌子は世間からさらに大きな疑惑の目で見られる。
女性にやさしい冠城としてはこれがイヤだったのだ。
一方、右京は捜査のためなら手段を選ばない。
おそらく楓子に話しても記事にはしないことを見越しての行動だったのだろうが、右京の行為はリスクが大きい。
ふたりの間に入った亀裂。
優しい男と、捜査のためなら手段を選ばない理性の男。
この亀裂は今後どのように拡がっていくのか?
それと、「想像が及ばないのなら黙ってろ!」は右京さんのせりふとしては違っている気がするな。
今後、重要な意味を持って来るのだろうか?