平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

東京フレンズ THE MOVIE

2008年08月06日 | 邦画
 青春ドラマの王道の様な作品ですね。
 青春を生きる若者にとって大切なものとは……
★夢
★愛する人
★友だち
 これらを求めた結果としての自分発見。

 玲(大塚愛)はバンドでの成功を夢みながら、いなくなった恋人の隆司(瑛太)を求めている。
 夢は音楽、愛する人は隆司。
 これらを求めてあがく。隆司を求めてニューヨークまで行く。
 そこで彼女は<歌>か<愛する人>かで迷う。
 そして選んだのは<歌>。
 隆司ではなく歌を選んだことを自分なりに理由づけするために玲はこう考える。 「歌はあなたと描いた夢だったから、歌を歌っていれば、あなたといられる」
 愛する人と描いた夢を自分は追っていく。
 これが旅路の果てに玲が見つけた自分。
 
 青春とは夢と愛する人を求めての自分探しなのだ。
 
 そして友達。
 夢や愛する人を求めて若者達は傷つくが、彼らには帰る場所がある。
 それは傷ついた自分を笑顔で迎えてくれる友達がいる場所。

 「東京フレンズ」のテーマは以上の様なもの。
 なかなか恥ずかしい。
 いろいろツッ込みたくなる。
 これを感情移入して見られない自分はもはや若くないのか?

 例えばこんなシーンがある。
 日本へ帰る玲を隆司が見送りにいく。
 どうしても伝えたいことがあって。
 空港に向かって走る隆司←これも恋愛青春物の王道。
 やっと玲に出会えて隆司が行った言葉は「I love you」。
 玲はこう返す。「日本語で言ってよ」
 すると隆司、ためらいもせず「愛してるよ」
 すると玲は「バーカ!」と言って返す。

 やはり恥ずかしい。
 これの脚本は「のだめ」の衛藤凛さんか。よく書けるな。
 でも次のシーンは受け入れることが出来た。

 ニューヨークで隆司と再会する玲。
 隆司は「人違い」「自分は記憶を失っている」と玲から逃げようとする。
 どんなに拒絶されても、子犬の様に追いかける玲。
 記憶を失っている発言には「韓国ドラマみたいなこと言わないでよ」(笑)。
 それでもなお記憶喪失を装っていると「記憶喪失でもいいから私の話を聞いて」と食い下がる。
 最初はギャグだったが、必死な玲の姿を見ているうちにせつなくなる。

 よし共感できた!
 自分は若い!

 あと共感できたのは真希(小林真央)の好きな人・小橋(佐々木蔵之介)がゲイだったこと。
 ニューヨークまで小橋と来た真希だったがエッチしていない(笑)。
 こういうのがコメディっぽいのがいい。このところ、変わった役ばかりやっている佐々木蔵之介さんらしいし。

 この作品は若さのバロメーターである。
 同時に青春ドラマの王道である。



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