朝ドラのセットって、やっぱり使いまわししてたのか。
昨日の有吉弘行さんの番組『有吉くんのお金発見 突撃! カネオくん』で紹介してた。
たとえば、喫茶店のセット。
造りがどこか同じ。カウンターがあって奥に仕切られた席があって。
アパートの外観のセットも同じだよね。階段があって中庭があって。
理由は制作費の削減のためらしいんだけど、永年、僕が思っていたことがやっと証明された。
浅草のセットとかも『いだてん』と『なつぞら』で共有してるのかな?
『なつぞら』で、なつ(広瀬すず)の先生役で登場している芸人・千鳥ノブさん。
広瀬すずさんをどう呼ぶかで迷っていたらしい。
「広瀬さん」では他人行儀過ぎるし、「すずちゃん」では馴れ馴れし過ぎるし。
で、結局、思いついた呼び方は「おすず」(笑)
確かに他人をどう呼ぶかは気を遣うよね。
『チコちゃん』のなつぞら特集でもナインティナインの岡村隆史さんは「おすず」と呼んでいたし、芸人さんの間では「おすず」が定着?
…………………
さて、『なつぞら』。
なつは兄を探すために東京にやってきた。
新宿。
そして浅草。
非常に俗っぽい街で、無限の大地と透明な青空の北海道とは全然違う。
そこに住む人間も「踊り子」「マダム」「バーのママ」「親分」「芸人」と俗っぽい。
善良、素朴な北海道とは大きく違う。
この180度違う対照が面白い。
作家の大森さんは、なつが大人になるためには、こういう俗っぽい人たちと関わらせなければならないと考えたのだろう。
というか、これが朝ドラの構造なんですね。
均質な人間ばかりではダメで、特異な人間たちと関わらせてヒロインを成熟させる必要がある。
それがヒロインが東京や大阪に行く理由。
今回、なつが東京に行く理由もはっきりしてきた。
兄・才太郞(岡田将生)は手紙で『自分のような兄を忘れて北海道で幸せに暮らせ』と言う。
こう言われたら、なつは「はい。そうします」とは言えない。
兄のために、まだ会えていない妹のために、東京に行かざるを得なくなる。
『ひよっこ』では、ヒロインが東京に行く理由は集団就職とお父さん捜しだったが、ヒロインが都会に行く理由はさまざま。
故郷と都会というパターン。
既視感のある使いまわされるセット。
朝ドラって、特異なコンテンツですね。
昨日の有吉弘行さんの番組『有吉くんのお金発見 突撃! カネオくん』で紹介してた。
たとえば、喫茶店のセット。
造りがどこか同じ。カウンターがあって奥に仕切られた席があって。
アパートの外観のセットも同じだよね。階段があって中庭があって。
理由は制作費の削減のためらしいんだけど、永年、僕が思っていたことがやっと証明された。
浅草のセットとかも『いだてん』と『なつぞら』で共有してるのかな?
『なつぞら』で、なつ(広瀬すず)の先生役で登場している芸人・千鳥ノブさん。
広瀬すずさんをどう呼ぶかで迷っていたらしい。
「広瀬さん」では他人行儀過ぎるし、「すずちゃん」では馴れ馴れし過ぎるし。
で、結局、思いついた呼び方は「おすず」(笑)
確かに他人をどう呼ぶかは気を遣うよね。
『チコちゃん』のなつぞら特集でもナインティナインの岡村隆史さんは「おすず」と呼んでいたし、芸人さんの間では「おすず」が定着?
…………………
さて、『なつぞら』。
なつは兄を探すために東京にやってきた。
新宿。
そして浅草。
非常に俗っぽい街で、無限の大地と透明な青空の北海道とは全然違う。
そこに住む人間も「踊り子」「マダム」「バーのママ」「親分」「芸人」と俗っぽい。
善良、素朴な北海道とは大きく違う。
この180度違う対照が面白い。
作家の大森さんは、なつが大人になるためには、こういう俗っぽい人たちと関わらせなければならないと考えたのだろう。
というか、これが朝ドラの構造なんですね。
均質な人間ばかりではダメで、特異な人間たちと関わらせてヒロインを成熟させる必要がある。
それがヒロインが東京や大阪に行く理由。
今回、なつが東京に行く理由もはっきりしてきた。
兄・才太郞(岡田将生)は手紙で『自分のような兄を忘れて北海道で幸せに暮らせ』と言う。
こう言われたら、なつは「はい。そうします」とは言えない。
兄のために、まだ会えていない妹のために、東京に行かざるを得なくなる。
『ひよっこ』では、ヒロインが東京に行く理由は集団就職とお父さん捜しだったが、ヒロインが都会に行く理由はさまざま。
故郷と都会というパターン。
既視感のある使いまわされるセット。
朝ドラって、特異なコンテンツですね。
まあ~マダムたちも思ったよりも悪人じゃなかったんですがね。
才太郎の夢に賭けて金を貸してたんですからね。
警察に捕まった才太郎の安否は不明ですが、次回の予告を見る限りでは何とかなったんでしょう。
でないとなつは安心して北海道に帰れませんよ。
しかし、この東京での兄探しはなつがやるべきことを見出す転換期でもあるんですよね。
それに「踊り子」「マダム」「バーのママ」「親分」「芸人」「社長」たちとの出会いは必然ですね。
それ以上に彼らは普通に良い人達だったのはなつに良い影響を与える伏線だったと思います。
一方の北海道では泰樹おんじが孫の照男になつと結婚しろと唐突な事を言い出しましたね。
しかし、それだけおんじはなつを実の孫と思ってるんですが、柴田家にも新たな波乱ですね。
いつもありがとうございます。
おっしゃるとおり、『悪そうに見えるけど、実は悪人じゃなかった』というのも朝ドラの特徴ですよね。
完全に悪い人は出てこない。
まあ、朝から胸くそ悪い人物を見せられて不快にはなりたくないですし。
泰樹や柴田家の人たちは無意識になつがいなくなってしまうことを感じたんでしょうね。
実際、そういう描写がありましたし。
で、泰樹はそれを感じたから、照男と結婚しろと言い出した。
愛情ゆえの行為ですよね。いわゆる束縛の愛情。
一方で、愛する人の幸せを願い、手放す愛情もある。
これからそうした葛藤が描かれそうですね。