平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

JIN-仁- 第2話~咲の一途な思い、ここに極まれり!

2011年04月25日 | 大河ドラマ・時代劇
 この作品には<号泣ポイント>というものがある。

 まず、最初のポイントは放送20分、最初のCM前。
 咲(綾瀬はるか)が自分の着物を質入れして仁友堂のやりくりをしていることを仁(大沢たかお)が知った時。
 入払帳を見て仁はモノローグで語る「ここには俺と咲さんの生活の記録があった」。
 そして、入払帳には咲の字で<着物代……>と書かれている。
 ここで涙!
 何しろ、それまでの仁は「和宮様は故郷に帰れない方。他人の様な気がしない」「野風さんのこともあるし、しっかりしなくては」「これが未来(ミキ)への罪滅ぼし。新しい未来が生まれる可能性だってある」と咲の気持ちなど全く気にかけない発言を連発。
 視聴者は鈍感な仁にヤキモキする。
 そして、「ここには俺と咲さんの生活の記録があった」発言。
 ここで視聴者は「よかった」と涙する。

 それにしても咲さんって健気(けなげ)。
 自分の気持ちを常に殺して表現しない。
 思い余ってぶちまけてしまった時は「昨日は浅はかなことを申し上げました」と詫びる。
 まさに武家の娘。こういう女性って現代にはほとんどいないからすごく新鮮。
 昨日の「江」の初(水川あさみ)なんか、江が生娘であることを知って「よかった。そなたに先を越されたら姉の面目が立たぬわ」ですからね。
 絶対戦国時代の女性はこんなことを言わないし、全く品がない。

 二番目の<号泣ポイント>はラスト。
 咲が天に祈るシーン。
 「出来ることなら(仁先生)にここにいてほしい。もしやこんな私を哀れと思い、この願いをお聞き届け下さったのではとも思いました。なれば、どうかもう一度だけ哀れと思うて願いをお聞き届け下さい。今すぐに先生を未来にお戻し下さいませ。どうか先生をお助け下さいませ」

 咲の一途な思い、ここに極まれり!
 ここで視聴者はジーンと涙する。

 この作品はともかく密度が濃い。
 <号泣ポイント>が2回もあるし、<戦闘ポイント>もある。
 今回の<戦闘ポイント>は、ヒ素を盛られた皇女・和宮(黒川智花)を救うシーン。
 そして、その戦いが終わると次の試練、難問。
 仁と咲が濡れ衣を着せられて、牢屋へ。

 どこかの缶コーヒーのCMではないが、ぜいたくですね、この作品は。
 その他、坂本龍馬(内野聖陽)など歴史上の人物も多数出て来るし。
 まさに豪華な料理です。



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8 コメント

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上質でだと思います (megumi)
2011-04-25 14:25:13
コウジさん おひさしぶりです

昨夜の録画を 今 見終わりました。
「江」が全くいいとこ無しなので
「仁」を見ています。

出来の違いは 言うまでもありません。
タイムスリップという「とんでもなく荒唐無稽な話」なのに  真面目に見てしまいます。
質の良さと丁寧な作り故でしょう。

けれども そんなに泣けません。
涙は一滴も出ません
先週の1話を見た知人によれば2時間無きどおしだったそうですが「どこが?」と思いました。
(1話に関しては 麻生祐未の演技にはホロリとしましたが 全編泣くなんて考えられません)

今季は BOSSとともに楽しみなドラマです
変なドロドロ話よりも ずっと面白いです。

今は野風に注目 (TEPO)
2011-04-25 17:13:11
>原作を事前に読むべきか、読まざるべきか?僕は敢えて後者ですかね。
ちょっと原作を読んでないコウジさんの新鮮な感動がうらやましくもなりました。

和宮暗殺未遂の濡れ衣のくだりは原作で一番読んでいて辛かったところでした。エピソードは有り余っているのだからカットしてくれないかな、と思っていましたが、やっぱりやるんですね。今回は二週セットの「前編」で来週いろいろと良いことがあると思います。

ところで、ご存知のとおり私は大の咲派ですが、今はむしろ野風に注目しています。正直言って中谷さんに花魁姿はあまり似合わない-夕霧全盛期の高岡さんは綺麗でしたが-と思っていました。今の野風さんの方が女性としても遙かに魅力的だと感じています。そして友永未来の存在が野風像を原作とどう変えてゆくかにも興味があります。

「なぜ先生も咲様もかように親切」なのか不思議に思っていたと呟いた野風の心が気になって、彼女が立ち聞きしたと思われる仁と咲との会話部分を録画で見直しました。
野風はこれまでのすべてを理解したのだと思います。すでに第一部で、仁には「心に決めた方」が存在することは咲から聞いていました。その「心に決めた方」はミキという名で、身請けされていたならば自分の子孫となるはずの女性であること。仁が未来人であること。仁がなぜ自分の手術を躊躇っていたか、そしてその手術はミキの存在を賭けたものであったこと。
仁が未来人であるという事実は信じがたいことではありますが、仁と咲とが「ご先祖様」「ミキは生まれなくなった」といった会話を当たり前のように交わしているのを聞いて、聡明な野風は真相を理解しただろうと思います。
原作では野風は仁が未来人であることまでは知るにいたりませんでした。それだけ、今後のドラマでは野風と仁・咲との心の絆は深いものとなるのだろうと思いました。
泣きのツボ (コウジ)
2011-04-26 10:42:23
megumiさん

いつもありがとうございます。
お久しぶりです。

やはり人によって笑いのツボが違うように、泣きのツボも様々なんですよね。
僕は、作品中の人物が必死の叫びを発した時に泣けます。
心の底から振りしぼるような叫び。
「JIN」はある意味、そのオンパレードですよね。

問題はそこにリアリティを感じるか、人物に感情移入できるか、なのですが、僕はなぜか咲に感情移入してしまいます。

自分はどんな人物に共感するか、それを掘り下げていくことは、自分を知るということに繋がるのかもしれません。

野風 (コウジ)
2011-04-26 10:57:33
TEPOさん

いつもありがとうございます。

やはり今回は原作を先に読まない方が正解の様な気がします!
次に何が起こるかのワクワク度が違いますし。

野風。
今後はどう行動するんでしょうね。
流れだと、昔の馴染みのめかけになって、お金をもらい、仁たちを助けるということになりそうですが。
予告では洋装をしていましたが、その辺も気になります。

あとは、おっしゃるとおり野風は、仁が未来人であることも含めてすべてを知ってしまったんでしょうね。
その結果、野風の仁に対する気持ちにどの様な変化が起きるのかは、見所ですよね。
また、第一シリーズの粋な野風を再び見てみたい気もします。

なるほど ツボです (megumi)
2011-04-26 14:51:06
コウジさん こんにちは♪

>やはり人によって笑いのツボが違うように、泣きのツボも様々なんですよね。

おっしゃるとおりです
どちらのツボも 本当に 人それぞれですよね

私は 涙が出にくい性質ですが 冷血というわけではありません
泣くときは 作り話でも本気で泣きます
頭が痛くなるほど泣きますが 稀ですね
そんな作品に出会うのは・・・

笑いのツボも かなり古典的です
アホらしいのには ピクリともせずに場がシラけて困ります ^^;
泣きのツボ2 (コウジ)
2011-04-27 09:05:21
megumiさん

なるほど、megumiさんはそういう感じですか。

映画「パッチ・アダムス」で言っていましたが、笑ったり泣いたりするのは精神的、肉体的にもいいことらしいですよ!

でも、まわりが笑っているのに「……どこが面白いんだろう」と冷ややかに見ているスタンスもカッコいい。
立派な批評精神ですよね。

最近では、田中好子さんの肉声コメントには泣きました。
あれこそ作られていない究極の心情の吐露ですよね。

本物が持つすごさ (megumi)
2011-04-27 14:48:56
コウジさん こんにちは

>最近では、田中好子さんの肉声コメントには泣きました。
あれこそ作られていない究極の心情の吐露ですよね。

これには さすがの『臍曲がり・天の邪鬼megumi』もお手上げですよ
スーちゃんの真実の声 聞かせてもらって感動しない人はいないんじゃないかなぁ
死を前にして 心身ともに苦痛の中で あれだけ他を思いやれる崇高さには 涙しました

今まで 「ひまわり基金」などで知ってはいましたが 
スーちゃんって本当に優しい人だったんですね。(優しい人は強い人です)
叫び (コウジ)
2011-04-28 10:08:43
megumiさん

いつもありがとうございます。

>スーちゃんの真実の声 聞かせてもらって感動しない人はいないんじゃないかなぁ

本当にそうですね。
田中好子さんの場合はリアルな叫びでしたが、ドラマや映画の様なフィクションでも作家や役者さんの心からの叫びが出る瞬間が、時としてありますよね。
歌なんかでもそう。
僕はその瞬間を求めて見ています。

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