平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

相棒18 「アレスの進撃」~『平和主義がヒトラーを生み出した。早くヒトラーを叩いていれば、第2次世界大戦は避けられた』(チャーチル)

2019年10月17日 | 推理・サスペンスドラマ
「われわれの贈り物は気に入ってもらえただろうか?
 強欲な悪魔を退治するためならば神も許したもうはずだ」

 連続殺人の犯人が岩田純(船越英一郎)ならミステリーにならないので、消去法で犯人はわかりますよね。
 そもそも『娘を取り戻すため』という岩田の動機が弱い。
 では動機は何かと言うと、上記のロシアからのメッセージ。
 これで『仲間割れ』という発想が浮かべば、犯人はすぐわかる。

『相棒』は長尺にすると駄作が多いんだよなあ。
 1時間フォーマットで小気味よくまとめた方が光るエピソードが多い。
 …………

『浦島太郎』の物語はクスリによる幻覚だった。
 という解釈は面白い。
 なるほど~
 浦島太郎が見た竜宮城は幻覚。
 浦島太郎は拉致監禁されてクスリを盛られていた。
 クスリの呪縛が解けて、監禁から解放された時は相当な時間が経っていた。
 上手い解釈だと思います。

『密輸に海流とアザラシを使う』
 というトリックもいいですね。
 浜辺に流れ着いた切り刻まれたアザラシの死骸。
 その腹の中には密輸品が入っていた。

 これらふたつのアイデアはいいんですけど、先程も書いたように、
 全体としては犯人がすぐわかってしまうのが残念。
 …………

 テーマはいくつもあったが、そのひとつは対立するふたつの主張だった。

『第4次世界大戦は石と棍棒の戦いになるだろう』(アインシュタイン)

『平和主義がヒトラーを生み出した。
 平和主義にこだわらず、早くヒトラーを叩いていれば、無益な戦争(第2次世界大戦)は避けられた』(チャーチル)

 チャーチルの主張は『戦争是認論』だ。
 病気の癌に例えれば、
 癌細胞が大きくなる前に切除しておけば、大事には至らない。

 片山雛子(木村佳乃)もチャーチルと同じ意見で、
「物事には善と悪が表裏一体で混在している。
 戦争は悪でもあるが善でもある」
 という主張をしていた。

 まあ、確かに一理ある。
 でも、戦争を歓迎し、それで商売する武器商人(=強欲な悪魔)もいるわけで……。
 武器を作った結果、今回の玉手箱(=デーモンコア)なんてものができてしまうわけで……。

 長期的に見れば、アインシュタインの言葉に行き着くんだろうなあ。

 あとはネタバレになるので詳しくは書きませんが、
 殺しちゃったんですね……。
 ちょっと切ないラストでした。

 

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