平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

相棒16 「容疑者六人」~迷走、拙劣、つまらない──犯人のやったことは完全に犯罪です!

2018年03月15日 | 推理・サスペンスドラマ
 いったい何を描きたかったのだろう?

・ヤクザの生態?
・警察とヤクザは同じ?=上の命令は絶対で、やられれればやり返す。

 まあ、描きたかったのは次のようなことだったのだろう。

〝上の顔色をうかがって右往左往する警察の姿〟

 でも、これは『相棒』の中で何度も描かれていること。
『踊る大捜査線』くらいの軽さに徹してくれればよかったのだが、シリアスな描写もあり、実に中途半端。
 今回の演出家メチャクチャ下手。

 事件もなぁ。
 犯人の動機がよくわからない。
 動機が〝マスコミに対する敵意〟って?
 フツーそんな動機であんなことするか?
 そんな幼稚なヤツが次シリーズから特命係に入るのか?

 犯人が逮捕されないのもおかしい。
 だって彼のやったことは、立派な傷害事件。
 もしかしたら首の骨が折れて死んでいたかもしれない。
 これを問題にしない右京さん(水谷豊)は何なのだろう?
 完全に自己否定。
 今まで叱って説教してきた犯人に詫びろ。

『相棒』迷走。
 シリーズ16のエピソードはどれもイマイチだったが、最後の最後にサイテーなのが来た。
 青木(浅利陽介)は不快なキャラクターだし、次のシリーズを見るのは時間のムダのような気がする。
 前回は暴力ヤンキー、今回はヤクザ、僕が嫌いな輩がメインになり始めたし。
 しかも描かれたヤンキーやヤクザは完全なステロタイプ。

 今シリーズを楽しめなかった僕は頭が堅くなってしまったのだろうか?
 

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