平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

相棒 「希望の終盤」

2008年11月27日 | 推理・サスペンスドラマ
★前回がDJ。
 今回がプロ棋士。
 いずれも特殊な職業ならではの心情が事件の核心になっていましたね。
 DJの場合は「自分の声を間違えたこと」。
 今回は「勝負師が不正で勝ったこと」。

★今回の特徴は右京(水谷豊)さんの解明したことはすべて仮説であることですね。
・10円玉が落ちていたこと→自殺→畑(蟹江一平)が偽装。
・畑が偽装したのは西片名人(水橋研二)が畑や大野木(松田賢二)の希望であったから。
 これらのことには裏づけ・根拠がない。
 畑がしゃべってくれたからよかったものの、否定したら崩れてしまう仮説。

 例えば次の様な可能性が考えられる。
・自殺を偽装したのは将棋協会の偉い人。
 偉い人は遺書を読み名人のスキャンダルを恐れて自殺を偽装した。
・本当は他殺。
 西片は突き落とされ、10円玉は落ちた時ポケットからこぼれた。

 まあこれが他殺だったら右京さんは罠を仕掛けて犯行の裏付けをとったのでしょうけどね。

★秀逸なラスト
 この様に今回は推理ドラマとしてはいささか弱い。
 しかしラストがいい。
 西片の勝負師としての純粋さに「何も自殺しなくても」と語る薫(寺脇康文)。 いかにも薫らしい。
 右京さんの「彼は自分の人生を読み過ぎて、読み間違ってしまったんでしょうね」というせりふは棋士のドラマにふさわしい。

 うまいですね。上質なワインの様な作品です。



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