平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

あまちゃん 第133回~2011 3・11 ②

2013年09月03日 | ホームドラマ
 133話を見ました。
 見事にあの日を描き切りましたね。
 決して津波の映像を見せない。
 物語るのは、観光協会のジオラマ。
 そして大吉(杉本哲太)とユイ(橋本愛)の表情。
 これだけで視聴者には十分に伝わる。心に刻まれた記憶を想起して補完できる。
 描かないことによって、逆に感じられるリアリティ。

 東京も混乱も。
 そう、あの時は、みんな、ただテレビを見ていることしか出来なかった。
 安部小百合(片桐はいり)が豚汁を持って来て、GMTのメンバーが文句を言う。
「何か…今は、まめぶ食べて文句言いたかった」
「甘いとかしょっぱいとかね」
 彼女たちは、まめぶで文句を言っていたかつての日常を取り戻したかったのだ。
 あるいは感情を取り戻したかった。
 宮城出身のアイドル小野寺ちゃんの母親の安否確認のエピソードも上手い。
 ブログのコメント欄にファンが『お母さんは体育館に非難して無事だよ』と書き込んでくれた。
 ぼくも一応ドルヲタをやってるので、よくわかる。
 ファンならきっとこういう行動を取る。
 それからアキ(能年玲奈)がミサンガを探して、机の下に潜り込んだ時に荒巻太一(古田新太)が「何だ、お前の家はそこか?」と言ったのは、古田さんのアドリブだろうか?
 何か気になる。

 わずか15分の時間だったが、あの日を描き切った濃密な内容だった。
 3・11は、現在に生きるすべての日本人が共有する記憶なんだということを改めて感じた。

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