平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

「桜からの手紙」~前半の名セリフ!

2011年03月02日 | アイドル
★「桜からの手紙」前半終了ということで、今回はこれまでの名セリフ。(今回は役柄で内容紹介をしているので敬称略で書いていきます)

 まずは、余命三ヶ月の前田先生(上川隆也)からのメッセージ。
 「負荷をかけろ。欲ばれ」「好きは背中を押してくれる。勇気を持て」「ありのままの君でいい。ありのままの君がいい」「形にとらわれるな。本質をみろ」

 いずれも人生を歩んでいくために必要な言葉。
 生きていくエネルギーのある者には「欲ばれ」と激励し、エネルギーが少なくて一歩踏み出せない者には「勇気を持て」と語りかける。
 また、無理をして間違った方向にいきそうなものには「ありのままの君でいい」と伝える。

 <言葉を伝えること>
 これが今の時代には一番必要なことなのだろう。
 前田先生は、陽菜の父親(吹越満)にはこんなことを語る。
 「もっと陽菜の心に踏み込んでみてもいいんじゃないですか。心の扉ってやつはノックしないと開くことがありません。最初はウザいとか、ほっとけとか、迷惑がられるかもしれないけど、もしかしたら(子供は)踏み込んできて来てくれるのを持っているのかもしれません」

 <心の扉をノックすること>
 このことは昨日放送された「ひとりぼっちの由紀」第二話でもこんな形で。
 北原里英に話しかけたいと思う柏木由紀。
 由紀は前田先生にメールを送る。
 「何を話せばいいの?」
 すると前田。
 「何でもいい。君に必要なのは一歩前に出る勇気だけだ」

★その他にもこの作品には名セリフがいっぱい。
 ラクロスで大島優子にかなわないでナンバー2だった峯岸みなみは言う。
 「ある時、わかったんだ。優子にはかなわないって。あたしはキャプテンを支えるサブキャプテンになろうって。それは負けを認めることだけど、あたしは自分自身には勝てたと思っている。嫉妬したりする自分を越えて、チームと全力でいられる気持ちになれたから」
 これはまさに「ありのままの君でいい。ありのままの君がいい」だ。

 高橋みなみのエピソードはほのぼのとしてしまう。
 実の娘ではないことがわかったみなみ。
 みなみは育ててくれた両親に問いつめる。
 「どうして話してくれなかったのよ!? あたしが実の娘じゃないってこと!」
 すると母親と父親。
 「忘れてた。あなたが実の娘じゃないってこと」
 「パパもごめん。本当にずっと忘れてた」
 「だって、あなたが娘だってこと、当たり前すぎて」
 生きる悩みなんて、案外こんな簡単な言葉で解決してしまうのかもしれませんね。

 最後はドキッとするせりふ。
 宮澤佐江とラブラブだった渡辺麻友。
 ところが佐江に彼氏が出来て、麻友がその彼氏の所に行って言った言葉。
 「あの、駅で見かけて一目惚れしてしまったんです。あたしとつき合ってもらえませんか」
 おそらくこれは佐江を彼氏から取り戻すために麻友が考えた行為。
 無邪気だった麻友が見せるダークな面。
 愛は人を狂わせる。
 そんなことを感じさせるドキッとするせりふ。
 これの後日談は本日の放送で描かれる。


 今回よりカテゴリーに<AKB48>を追加しました。


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