ダークマター、ホーキング放射、ブラックホールなど

ブラックホール、ダークマター、相対論、そうして賢者の石探索中。

電王戦・第4回電王トーナメント初日

2016-10-11 03:22:24 | 日記
予選通過は以下のソフトでした。

1位 Ponanza           8勝(全勝)
2位 浮かむ瀬(Aperyの別名) 7勝
3位 読み太            6勝
4位 たこっと            5勝
5位 真やねうら王        5勝
6位 大将軍            5勝
7位 白美神            5勝
8位 Selene            5勝
9位 nozomi            5勝
10位 Qhapaq          5勝
11位 習甦            5勝
12位 うさぴょん2'        5勝
(同勝の場合の順位つけはソルコフによる)

ここまでが予選通過。

そうしてひさびさに登場のツツカナが14位、コンピュータ選手権準優勝の技巧が16位!で予選落ちです。

技巧はWCSCの後でソフトを公開したため、皆さんそれをベンチマークにしてそれぞれのソフトを改良・強化してきたのでありましょう。

そうしてそれが技巧にとってはキビシイ結果につながったものと思われます。


さて、かつてはプロ棋士の棋譜を先生としてそれぞれのソフトは評価関数の学習を行ってきました。

しかしながら時代はもはや次のステージに移行した様です。

COM君は自分自身との対戦を繰り返して経験を積み重ね、学習し強くなる、、、という時代に入りました。

そうしてこれはあのアルファ―碁のとった戦略と同じであります。

そしてそのような戦略をとれるのは、自分で計算機資源を用意できる者か、あるいは協力者を外部に得て計算資源を確保できる者に限られてきます。

つまりは、ある側面では「物量の時代」に入ったのであります。


電王トーナメント、確かにソフトを実行するPCは同一ではありますが開発環境は開発者それぞれで雲泥の差があります。

そうして、それらを含めて「開発者の力として評価する」のが電王トーナメントなのでありました。

ちなみに予選出場ソフトは35で、これはトーナメント史上最多になります。


PS
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