今日(7月27日)から、一泊二日で人間ドックです。
毎年恒例の事業です。 朝、8時過ぎに受付が始まり、採尿、採血、身長体重の測定と続き、
その他検査、診察が続く中、何回やっても慣れないのが胃カメラです。
毎年「今年こそ楽に終えたい」と思ってはいても、カメラの先端がのどを通過するときには、
決まって「ゲェーゲェー」と嘔吐反射が起きてしまいます。そのとき、決まって背後から看護
師さんが「肩の力を抜いてください」とか「そんなことをしてものどの違和感は取れませんよー」
とか、「ゆっくり深呼吸しましょう」とか言っています。
その背後の声に「そんなこと解ってるよー」とか「解ってても出来ないんだぁ」とか「黙っててくれぇ」
など思っていても、口が塞がれていてはどうにもなりません。
そして、検査が終わり、カメラが自分の口から外に出て、担当医から「特に問題はありません」と
言われたときの安心感で、先ほどの背後の声に対する怒りや反発心はどこかに飛んで行ってし
まいます。
「やれやれ、これでまた一年元気で暮らせそうかな」
検査はまだまだ続きます。