25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

インフルエンザから

2014年12月06日 | 日記
 頭寒足熱。三首温熱とは首、手首、足首を温めるということ。ふ~ん、なるほどとテレビを見ながら頷く。
 ところで脂肪組織には褐色脂肪と白色脂肪がある。白色脂肪とはストーブでいうところの灯油にあたる。この灯油を燃やすにはこれまたストーブで言えば、燃える芯が必要である。これが褐色脂肪である。つまり皮下脂肪や内臓脂肪を燃やすには褐色脂肪にスイッチを入れなければならない。この脂肪は首の後ろ、肩甲骨の間、腕脇2ヶ所、腎臓の裏2ヶ所にある。この脂肪が活躍するのは手のひらが15度以下になると褐色脂肪に点火され、白色脂肪が燃えるというわけである。
 サウナに入り、水風呂に入るというのは脂肪を燃やす方法としては理にかなっている。フィンランドではサウナに入り、雪の上に寝転ぶ人もいる。
 逆に言えば、褐色脂肪細胞を温めればあんまり寒さを感じないですむ。だからマフラーがあり、手袋があり、靴下がある。

 体は確かに老いていくのを実感的に感じる。テレビではそんなふうな番組が多いから、意識せざるを得なくなるし、車に乗っていても後部座席に手を伸ばすにも、体の捻りをしなければならず、それと多くの筋肉が連動して動くものだから、窮屈さを感じる。そんなとき小学や中学生の頃の自分と比較していまうのである。
 なるべく口の中が乾燥しないように心がける。口と鼻はつながっているから、口を湿らせていけば、鼻も乾かないですむ。すると喉や鼻の繊毛が活発化する。マスクはそのような天では有効なのだろうが、あれは妙に潔癖症的で、人を警戒しているようで、神経質的でいけない。
 現代人の10代、20代、30代はスマートフォンでうつむき、マスクというのが僕の印象である。頭が退屈なのを嫌い、ウィルスが入ってくるのを警戒する。僕にとってはそれは不格好なことなので、なるべくしない。風邪をひいているときなどはもちろん別である。

 免疫力があればたいていのものはやっつけるのだからと思い、知識はあっても実行をすることは僕の場合、ない。
 運動は10分ほどの効率的なエクササイズを2回。そして2日休み、3日目にまた同じことをするのが体に無理がなく、筋肉を維持するうえでもよいと言われている。でもできない。

 正しい歩き方でリズミカルに歩くのはもちろんよいことはわかっている。でもできない。東京のような大都会ではどんどん歩かなければならず、田舎の町ではどんどん歩かない、なにもかも車である。僕らは田舎のぬるま湯につかっているようなものである。
 他人とはげしい競争をするわけでもない。いつも他人と顔を合わせて、話し、齟齬や軋轢があるわけでもない。現代は田舎であっても超近代の都会生活的田舎生活である。
 はて、何でこんなことを書いているのだろう?そうそうインフルエンザだ。インフルエンザが流行し始めたらしい。その予防の事から、最初に書き出しになったのだった。
 それにしても今日は寒い。この寒いという感覚は5度の感覚である。北国ではお話にならないだろうが、形容詞というのは度合いのあるものなので、「寒い」以外言葉が見つからない。
  


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