25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

とにかく合法性

2017年04月06日 | 社会・経済・政治

  安倍昭恵の親切な計らいで小学校建設完了直前までこぎつけたのに、一市会議員の情報公開請求で、森友学園の不正があきらかになってきた。いくら計らってもらっても、三種の請求書を作っていたり、助成金で残額の建設費を払うと言ったり、幼稚園の不正助成金があったりしたのでは、計らいの甲斐もないというものだ。森友学園は現代の手続き適正社会をなめていたのである。

 普通、人は節税対策もする。違法スレスレのこともする。しかしそれは政治家やその夫人や官僚を巻き込むものではない。

 この点で籠池は梯子を外されたというが、「自分で梯子が落ちた」という国会議員の言ったことは的を得ている。無理をし過ぎたことは反省していることだろう。校舎も、自宅も仮り差し押さえされたのだから、当然破綻となるのだろう。

 暗黙のルールを破ると、陽の当たる場所ではどうにも助けようがないという社会が出来上がっている。緩い社会というのはすでに終わっているのだ。知恵を使って合法的にやる。例えば役人が天下り法人を作るようにである。

 いよいよ検察捜査となってきた。どこまでやるのか、やれるのか、注視したいところだ。

 

 



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