25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

姉妹都市のこと

2018年12月10日 | 社会・経済・政治
 1984年にカナダの姉妹都市プリンスルパート市を訪問したことがある。交換留学事業の提案に行ったのだった。市長が替わって、新しい市長は交流事業に積極的だったため、何度か社会人や学生が行ったり来たりした。僕の家でもホームステイを引き受けたことがある、プリンスルパートからの家族の夫婦を雇ったこともあった。
 プリンスルパート市との姉妹都市提携が50周年だということで、有志の方々が記念イベントをするのだそうである。そこで何かスピーチしてほしいという依頼があった。記憶もぼんやりsびている。アルバムを探したのだが出てこない。
 バンクーバーまで行き、そこから海岸線上のをアラスカの方に飛行機で飛ぶこと2時間ばかりである。バンクーバーではマグロの買い付けの商社マンをやっている友人と会い、翌日はビクトリアという島に渡って観光をした。この島にはびっくりした。ブッチャードガーデンを中心とでぃたような街つくりがされていて、街中が色とりどりの花で飾られている。カフェにハイッテモ天井までも花である。この美しさには感動した。テーマパークのようなものではないのだ。それにビクトリア市が全部一体化しているのである。カナダでは老後をビクトリアで、と希望する人も多いということだ。
 プリンスルパートでは市長を表敬訪問して提案事項を伝えた。ヨットハーバーがあった。日系人もいた。海洋性気候で暖かいプリンスルパートは尾鷲とよく似て、虹の町とも呼ばれる。だから気 BBQといえばサーモンである。ぼくらは二人だけの客であり、ものものしいものでもなかったので、市民公園有志も気楽に接してくれた。ストリップまで案内してくれたのをおぼえている。
 シアトル、バンクーバー、ビクトリア、プリンスルパートのコースでりっぱな観光コースができる。観光コースつくりを一度手伝ったことがあるが、それは添乗員のやりたがる仕事である。 新商品が新コースであり、そのコースのホテル、レストラン、トランスポートを交渉し、案内を作るのである。商品名として、だれでも、いつでもプ市から尾鷲の観光スケジュールが組めれば、事業として残ることになる。そんなことでも提案してみようと思う。