アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

番外 令和2年 あけましておめでとうございます。

2020-01-01 08:25:42 | 日記

京都で、闘病中の貴兄を思い今年はスタートする。

 

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本年はオリンピックイヤー。人生の2度目の自国開催だ。運よく当選した。3度目はない。

平成をフルに生きて来たが、昭和は戦前・戦後で大きく括っても違和感はないが、平成はスタートとエンドでは世の中の進歩と価値観はすっかり変化し、昭和世代は誠に生きにくくなった。モノも言えない。言ってはならない事が余りにも多すぎて居心地が悪い。

若者たちに結婚して子供を作るように助言できない。子供を育てる苦労は経済的な事だけではない。子をもって親の心を知るのだ。男は男らしく、女は女らしくとも言えない。男か女か判明つかない人も多い。若い男子が厚化粧するような時代だ。

働き方改革は、世に役に立ちたいエリート志向の有能な人材が育たないようにする陰謀だ。少数者を大事にするのと、少数意見を尊重するのとは違う。しかし多数決も正しくない。我々逃げ切り世代は良いけど、今どきの若者は大変だ。SNSが相談相手とは情けない。

結婚相手もAIで選ぶ時代が来るとも言う。SNSで知り合って結婚する人はすでに相当いると聞く。ある識者によると、SNSの利用のない人は信用できないと言っていた。リアルでの人脈こそ重要と信じている我々とは大違いだ。自動運転など安全性の向上は歓迎だが、AIが内心にまで及ぶのは勘弁してほしい。

相当な生きにくさを感じながら令和を生きて行く。次の年号も生きて行きたい。生きねばならない。生きたい。

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684  生きているだけで丸儲け  ⑭  横山エンタツ 花菱アチャコ

2020-01-01 08:25:42 | 日記

令和2年 幕開けは、このコンビしかない。

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エンタツ・アチャコ (横山エンタツ・花菱アチャコ) 萬歳を万歳(マンザイ)に発展させた二人である。現在の数千数万人を超える漫才師の「祖」である。残念ながら、筆者も映画や録音で聞くのみで、万歳の映像は記憶にない。しかし多くの芸人が、モノマネ芸でエンタツ・アチャコを真似る。

エンタツは、煙突(エントツ)に因む。アチャコは、アッとこっち(あっちゃ・こっちゃ)から転じたもの。

録音で聞く伝説のネタ「早慶戦」は、今聞くと棒読みの印象だが、キミ・ぼくと呼び合う斬新さや、エンタツのとぼけたボケとアチャコの緩い突っ込みが印象深い。オール巨人・阪神のモノマネは至芸である。因みに、アチャコの弟子である岡八郎の弟子である(孫弟子)巨人・阪神には、2代目エンタツ・アチャコ襲名の話があったらしい。筆者は、万歳も落語と同様、一定のベテランには「ビックネームの襲名」という選択肢もあって良いと思う。ダイマル・ラケットややすし・きよしなどは誰か継いで欲しい。

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実は、エンタツ・アチャコは二人で活動したのはわずかの間で、アチャコの病気(中耳炎)で、エンタツが他の漫才師と組んだ為にその後は共演の事績はない。映画や企画もので二人が共演しても漫才の出演はなかった。それでも伝説になったのは、アチャコがラジオドラマで浪速千恵子(渋谷天外の妻)と組んで大当たりしたり、エンタツの横山一門という一大派閥を形成した事で、関西芸能界に君臨した。中山美保(中山美穂ではない)は長男の嫁、花紀京は次男である。横山ノックは直弟子なので、横山やすしは孫弟子にあたる。横山たかし・ひろしは曾孫弟子となる。このように吉本が育成学校制度にする前の漫才師は、多くがこの枝につながる。

 

「岡八郎」の画像検索結果

 

 

 

 

 

 

万歳ではないが、エンタツの息子の花紀京と、アチャコの弟子の岡八郎の新喜劇での絶妙のやり取りは、伝説となっている。是非ユーチューブでご覧いただきたい。

筆者のハンドルネーム「アチャコ」は、これに因む。

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