アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

425 あちゃこの京都観光日誌 新シリーズ「今からでも行ける京都歳時記」 箸休め  「桂離宮に行って来た。」

2018-08-20 08:12:40 | 日記

8月18日 宮内庁に事前に申し込み「桂離宮」に初めて言って来た。

最初に、お土産の「麦代餅(むぎてもち)」の写真をのせる。

昔、田植えや麦刈りのおやつに届けられたお菓子だ。代金の代わりに刈った麦をもって支払ったので「麦代餅」だ。けっこう甘く作業の疲れには心地いい味だろう。中は粒あんで、きな粉が振りかけられていて餅はなかなか歯ごたえがある。

修学院は、4つの茶室と一つの仏堂。そして宿泊施設である書院の6つを中心に確認する。

まずは、松琴亭。格式高い設えだが目立つのは「松琴」の扁額(後陽成天皇宸筆)と、市松模様のふすまが斬新である事だ。

池の奥まったところに建てられ、狭い石橋を渡って行く。(毎年見学者の中で池に転落する人が多い。)

石橋・土橋がいくつかあるが、その上で立ち止まっての写真撮影が禁止されている。

賞花亭は、道の途中にちょっと立ち寄る休憩場所のように設えられている。まさに立ち止まり季節の花を愛でるような佇まいだ。

船着場から侵入する趣向の笑意軒。

扁額は、曼殊院門跡の直筆。笑いながら書いたか?

酷暑からはやや和らいだ暑さだが、ここで休憩。

修学院離宮から比べると規模も趣向も小規模だが、芸術性は高いらしい。上皇が作った離宮と、宮家が暇つぶしに作った離宮との違いは否めない。八条の宮智仁・智忠親子の複雑な人生を次回書く。

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424 あちゃこの京都観光日誌 新シリーズ「今からでも行ける京都歳時記」 ㊵ 矢田寺 送り鐘 実地見学

2018-08-18 08:12:55 | 日記

8月16日 送り鐘は実地見学して来た。

四条河原町から寺町通を歩いて、途中行きつけの「スタンド」で一人飲む。送り火の為か満員で相席。

一人飲みの男同士は決して話さない。黙って飲むのだ。六角通りあたりの「誓願寺」でも精霊送りの法要が行われていて外人が物珍しく覗いていた。

そしてここ矢田寺にも大勢の人盛り。

 

御本尊の地蔵菩薩は本堂奥に・・・。左に見えるのは、賓頭盧大師か。

修行中にお酒を飲んでお釈迦様から坊の外で一人修行するように言われた。従ってどこの寺でも赤い体で酔っ払っているかの様に、廊下や本堂前にいる。

正面の釣り鐘が「送り鐘」普段でもつける。

寺町通り三条と賑やかな界隈だ。これから「送り火」を見に行く浴衣の若者が行き交う。

 

筆者の願うは、孫の成長だけです。

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番外  俺にも言わせろ

2018-08-17 07:53:22 | 日記

渡世人登場

「渡世人」の画像検索結果

おかしいじゃねえか。阿波おどり、市長じゃねえ。

「阿波踊り」の画像検索結果「阿波踊り振興会...」の画像検索結果

お上の決定に従わねえやつらが、奴等が何故あんなに持ち上げられるのだ?ワシらはお上には逆らわねえ。理不尽でも「行政に従うから世の中の秩序が守られるんじゃねえのか?」その上で寄合で反論するのが正論だ。選挙で選んだ市長の指示に従わねえなら、もうお仕舞いだ。悪法でも法律には従う、親分からそう教わった。しかし仁義は重んじるのが我々の生きる道だ。

「逃亡犯アクリル...」の画像検索結果「逃亡野郎」の画像検索結果



それとあれもおかしいじゃねえか。留置場から逃げた奴。世間は警察を非難しているが、逃げようとすればいつでも逃げられるさ、ワシも人殺しした時、留置場の廊下の移動では手錠を緩めにしてくれていた。警官もワシがムショ行きを覚悟で親分の代わりにやっちまった事を知っていたんだ。涙が出たぜ。だから絶対逃げなかった。それだけじゃねえ、警察も人間の集まりだ、逃げるチャンスはいくらでもあるが、逃げても良いことはない。警官も分ってるから、まじめに務める(刑期を終える)ことを願う。ムショというのはそういう世界だ。だから逃げちゃいけねえ。ワシの組の若い者に説得させるぜ。

それにしてもどこ行ったんだ?

ああっ!そうだ。

あの行方不明の男の子を見つけたおっさんに頼もう・・・・。

「ボランティアの...」の画像検索結果

それにしても久し振りに男のなかの男を見た。天晴れだ。行方不明の男の子を探しだし、あばよって去って行った。全く他人の子って言うじゃないか。昔はあんな男が各町内にはいたものだ。普段はからっきし役に立たねえが、何故か困ったとこにいやがる。口下手で礼も受け取らねえ。

「ボランティアの...」の画像検索結果「逃亡の男性」の画像検索結果出て来いこの野郎!

??しかしあの男、チョッとしゃべりすぎじゃねえか?

なんか世の中おかしくねえか?

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423 あちゃこの京都観光日誌 新シリーズ「今からでも行ける京都歳時記」 ㊴ 矢田寺 送り鐘

2018-08-16 08:24:13 | 日記

8月16日 矢田寺 送り鐘 

「京都矢田寺」の画像検索結果「京都矢田寺」の画像検索結果


仏教行事に、火と線香(煙)が重要だと書いたが、音(音色)もあの世との交信に欠かせない。釣り鐘から大きな梵鐘まで、寺院には必ずある。そしてそれを突いてその音色にのせて精霊を迎え、そして再びあの世に送る。寺町三条上るにある矢田寺では、五山の送り火と同じ日に送り鐘をつく。

「京都矢田寺」の画像検索結果

御本尊は「地蔵菩薩」別名代受苦地蔵という。人間のすべての苦しみを一身に受けるお地蔵さまだ。地蔵菩薩は、お釈迦様が入滅後、56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)すべてにわたり我々を救うとされている。特に地獄の閻魔様に顔が利くとの事で、最近亡くなって閻魔様の裁きを受ける「新盆」には丁寧にお願いする事だ。

「地蔵菩薩」の画像検索結果

来週22日には、京都六地蔵巡りが京都の周辺の6つのお寺で行われる。(後日詳しく書く。)更に子供の守護尊とされ日本では、「地蔵盆」として定着している。

こうして京都の盂蘭盆会が終わる。来週から日常生活が戻って来る。

 

 

 

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422 あちゃこの京都観光日誌 新シリーズ「今からでも行ける京都歳時記」 ㊳ 五山の送り火

2018-08-14 16:46:52 | 日記

8月16日 五山の送り火

大文字

明日は、五山の送り火。8時点火予定。

お盆の行事は、慌ただしく終わって行く。極楽浄土から戻った精霊はこの日をもってあの世に戻る。各家庭の仏壇にしばらくいて、孫・子供たちの成長や親戚の変化を見守って再び旅立つ。すでに曾孫・玄孫の顔を見るかも知れない。和やかにやっているかも知れないし、集まっては揉める親戚もいるかも知れない。そんな浮世のドロドロも笑いながら見ている精霊がいるのだろう。仏になった先祖には、憎しみも悲しみもなくただただ平穏があるだけだ。むしろそのように煩悩に生きている子孫たちをうらやましく思っているのかも知れない。

「送り火 京都」の画像検索結果

せいぜい俗界を楽しめと言っているような気がする。大文字は「空海」の筆跡とも言われる。また「大・妙法・左大文字・船形・鳥居」以外にも、「い」や「蛇」などいくつもあった事が近年判明している。京都はこの時期いくつの松明に火を灯すのか。今年は、混雑する鴨川べりの見学スポットを避けて、船岡山公園で「左大文字」だけ見るとか、嵐山渡月橋で「鳥居型」だけ見るとか。静かに精霊たちを送りたいものだ。今年も多くの災害により「新盆」を迎えた家族がいるのだから。

「終戦記念日」の画像検索結果「終戦記念日」の画像検索結果

そして平成最後の今日の終戦記念日と合わせて、平和の重要性を噛みしめる・・・・。

合掌

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