ゾウさんと暮らす

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二人暮らし。 わたし 82歳。  

その11「阿曾沼興廃記」のあとが 「かたづの」

2018年08月04日 00時27分17秒 | ・読書・映画・芝居・TV

現代文学講座 その11「阿曾沼興廃記」のあとが「かたづの」

今度こそ 「阿曾沼興廃記」を 買った 話を しなくちゃ。

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遠野の「昔話蔵」で 働き者の嫁のはなし、などを きいて

総合案内所へ 行く。「阿曾沼興廃記」を 見つけた。

すぐに 買った。 見つかった。 よかった。

12時 昼食を とるため 近くの ホテルへ行く。 

山手に 博物館。   鍋倉城址の 山が 見える。 

遠野は 江戸時代 清心尼 も 治めた町。

この史実に 基いている

「かたづの」という本を 読んだことを 思い出した。

映画にもなった「小さいおうち」の作者 中島京子さんが 書いた本。

 一角獣ならぬ 一本角の カモシカ が ナレ-ターになって

 八戸南部氏20代当主で ある 直政の妻・袮々(ねね)が

 その後 再婚を させられるのを 嫌って 尼と なり、 

 ここ 遠野を 仕切っていく 話を 語る。

あらすじは 下方に 記す。

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「清心尼」の 顕彰碑には 2度 参った。

遠野 清心尼 墓 に対する画像結果 

ここへ行くために 車を走らせていたとき、

阿曾沼公歴代碑 や 横田城 の 標識を 見つけた。

横田城址 ぐるりは 廻ったが、縄ばりに 入ったのか どうか 

お社が あった気がするが 定かではない。

一応 調べた。

天正年中、阿曾沼広郷により 光興寺の横田城(護摩堂館)が

鍋倉山に移され、その際に 城下町も移された、そうな。

つまり 阿曽沼は 清心尼より以前の とのさま ということ。

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「阿曾沼興廃記」は 帰りの バスのなかで ちらちら 読んだ。

興味が ました。

xxxxxx 中島京子 著 「かたづの」 あらすじ xxxxxxx

慶長五年 (1600年)、角を一本しか持たない 羚羊(かもしか)が、

八戸南部氏20代当主で ある直政の妻・袮々と出会う。

羚羊は 彼女に惹かれ、両者は友情を育む。

やがて 羚 羊は 寿命で息を引き取ったものの意識は残り、

祢々を手助けする 一本の角 …… 南部 の秘宝・片角となる。

平穏な生活を襲った、城主である夫と幼い嫡男の不審死。

その影には、叔父である 南部藩主・利直の謀略が絡んでいた。

東北の地で女性ながら領主となった彼女は、

数々の困難にどう立ち向かっていったのか。

「戦」をせずに 家臣と領民を守り抜いた、江戸時代唯一の女大名の一代記 。

以上


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