『アートアクアリウム2013 』・・・題して『江戸・金魚の涼』・・・
昨年、何となしに見に行って感動・驚き、その演出の凄さに『完全脱帽』した『アートアクアリウム』なる、新しい分野の芸術的イベントに今年も行って来ました。
左右20メートルは有ろうかと思われる長い水槽の中で、日本の四季に合わせた風景と音楽に乗って泳ぎ回る金魚達・・・題して『水中四季絵巻』
『水中四季絵巻』より、冬の雪の中でのシーンです。 こうして『春・夏・秋・冬』とバックの映像と音楽に合わせて金魚達がユラユラと・・・
日本古来の伝統的な着物をバックに泳ぐ金魚達・・・演出の妙・演出の素晴らしさ・妖艶さには観ている人達に『溜息』さえ洩らせていました。
会場は、地下鉄銀座線の三越前駅下車、A6番出口に直結のビル『『コレド室町』の中の『日本橋三井ホール』です。
『赤いべべ着た 可愛い金魚 おめめを覚ませば ごちそうするぞ』 童謡の『金魚の昼寝』です。
ここの金魚達は、何と5000匹もいます。午前11時から午後の11時半まで、次から次のお客さんが来る為、可哀そうに『昼寝』どころではない『金魚達』です。
薄暗い会場の中には、色々と演出された『金魚』が・・・『和』をモチーフにデザインされた場所の演出技法が水槽の中の映像や光との見事な融合のなかで、ユッタリと泳いでいます。ここでの主役は勿論『金魚』です。
外は猛暑・酷暑・・・ここは『涼しい水の中』 この全く新しい分野のイベントは『夏の風物詩』になりつつあります。宣伝不足の為でしょうか、ネットで知ってやって来るお客さんも比較的若い人が多い様な感じがしました。この『アートアクアリウム』なるもののプロデューサーは、まだ若干40歳の『木村英智さん』と言います。凄いですよね! 見た目もカッコイイですよね!
ここに来ている人達の年代は、昔、縁日で『金魚すくい』などやった事あるのでしょうか・・・? まして、リヤカーを曳いて麦藁帽子の『金魚売り』の『キンギョォォエ・キンギョ!!』の売り声など知らないでしょうね・・・だから『金魚』をこうして『アート』に・・・
こうして、金魚を演出して見せるイベントは、初めて見ました!
でも、金魚達こんなに沢山で酸欠にならないかな?