母校・日大桜丘高等学校

日本大学付属桜ヶ丘高等学校です。

皆さまには、あまり興味無いと思いますが・・・私の母校です。
約５０年前にとても優秀な？成績で卒業してから、ここに来たのは初めてです。そう、半世紀にもなります。歳を取ったなぁ・・・と改めて感じます。

ひょんな事でこの母校まで足を伸ばしました。５０数年前には、この様な立派な門も無く、校舎も、グランドも、体育館も、温水プールも、無い、まだ学校らしさの欠乏した高校でした。　無理もありません、創立して三年目の入学で、学校名も『日大世田谷』と言っていました。校舎や体育館も隣りの『日大文理学部』の一部を借りての授業でした。
今の『日大桜丘』となったのは入学して二年目、私はここの高校の三回生となります。ここは昔から『お坊ちゃん学校』と廻りのバンカラ学生から馬鹿にされて居また。今はどうなっているのだろう？　フェンシング部・アメリンカンフットボール部・ゴルフ部・馬術部・ライフル射撃部など、お金のかかるクラブ活動が盛んなので、きっと、今でも『お坊ちゃん高校』なんだろうな!!





変われば変わるものですね。何もかも当時の面影も無く、ただ豪華・立派・贅沢・・・って感じ。学校の前に有った牛が居た『牧場』も無くなり、通学路も一変して、まるで高級住宅街の様でした。

隣りの『日大』は『文理学部』と他の学部の学生もここで一年間は『教養学部』として学び・遊び・麻雀をして二年生から『専門学部』のある各地の校舎に移っていました。私はここに高校の三年間と『日大法学部』のある『神田三崎町』へ移るまでの四年間通っておりました。当時の通学路には、軒並み学生相手の安い定食屋や『マージャン屋』が軒を連ねており、学校に来ているのか『雀荘』に来ているのか・・・殆ど授業を受けない学生が沢山おりました・・・『代返』ってまだ有るのかなぁ？　構内には立派な『学食』もあり、外での食事などする学生も『皆無』なのかも知れません。

懐かしさなんて通り越して、別の世界に迷い込んだ気分でした。

ちなみに、『日大桜ヶ丘』のＯＢには・・・・・
将棋の『中原誠名人』　野球で甲子園に、その後近鉄にいった『ジャンボ中根』　歌手の『郷ひろみ』　同じく『畑中葉子』　タレントの『ウエンツ瑛士』等がおりますが、歴史が浅いのか『大物』が出ておりません。・・・なぜか『内藤やすお』がＯＢとして知れ渡っていないのが『オカシイ』のですが・・・




京王線の『下高井戸駅』にモニュメントとして置いてある、私達が通っていた頃の『電車』です。一輌か二輌編成で『渋谷』から『三軒茶屋』経由で『下高井戸』まで路面を自動車と一緒に走っていました。

車を運転している人達からはとても『邪魔』・・・で『ジャマ電』と、時間通りに来ないで、たまにしか来ない感じから・・・『タマ電』と我々は言っておりました。　乗った感じは、今もどうにか運行している、唯一の路面電車『都電荒川線』にソックリです。

一度。乗って見るのも面白いかと・・・東京にも、こんな長閑な所が有ると『再発見』出来ます。

日大桜丘高等学校の生徒・ＯＢ諸氏・・・『歌手の内藤やすお』をタノんマス ！！

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本日、午前１０時半より『千葉テレビ・心の演歌』に出演致します。ご覧下さい!