夏は暑いのが当たり前と言いますが、毎日こう暑いと暑気負け・夏負けしない様にちょっと贅沢して『鰻重』でも喰うか、それとも逆に『河豚刺しに熱いヒレ酒』で一杯ってのもと思いながら中野の飲み屋街を歩いていたら、ナント『河豚と鰻のセットコース』なる店先の貼り紙が・・・・・・
河豚を喰いたくなるとたまに行くのが『玄品ふぐ』なる『ふぐ料理屋』 夏場限定で『玄鰻セット』と言う『河豚と鰻のコース』
まずは『てっさ・河豚の刺身』にギンギンに冷えた生ビール。 そして次は火傷しそうな熱々の『ヒレ酒』
せっかく冷えた身体も一気に汗が・・・・扇子を扇ぎながら真夏の熱々の『ヒレ酒』がまたオツなもんです。注ぎ酒を二杯ほどで良い気分に・・・
いよいよ『鰻重』のお出まし。ふっくらと大振り・肉厚の『かば焼き』が、この暑さに負けない身体。
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河豚は六月まで産卵を終えた夏が栄養と脂がのって一番美味しいんだそうです。
『河豚汁や 鯛もあるのに 無分別』
芭蕉さん余程フグの毒が怖かったんでしょうね。
『五十にて 河豚の味を 知る夜かな』
一茶さん、五十歳になって河豚の味を知ったようですね。
『河豚・鰻 贅沢の味を 知らぬ夜』
ないとう罵声 酒飲み過ぎて河豚や鰻の味知らずの夜。贅沢は敵なんだぞ!
美味しい物を頂くときは酒はほどほどに・・・