幽霊の日

恨めしやぁ・・・・・

草木も眠る丑三つ刻、生暖かい風がヌルリ・ヌルリと・・・ヒュードロドロドロドロ・・・・『怨めしやぁーー』　幽霊・怪談話しの時期になりましたね！

去る７月２６日は『幽霊の日』だそうです。どなたか『幽霊』に出逢いませんでしたか・・・？

私の住んでいる東中野の近くの『哲学堂公園』には、『哲理門』と言う門が有って、その中に昔から『幽霊』がおります。薄暗い祠の中でジィーッと手を下げて『恨めしゃァ・・・』と！
子供の頃に、怖いもの見たさでよく見に行ったものです。

『　幽霊の　正体見たり　枯れ尾花・・・・　』　怖い怖いと思っていると何でも無い事までが、とても恐ろしくなる事の例えですが・・・・幽霊って怖いですよね、恐ろしいですよね！



何故７月２６日が『幽霊の日』なのか・・・
誰が決めたのかは定かではございませんが、江戸時代の文政年間に江戸の『中村座』で歌舞伎の『東海道四谷怪談』を初演した日が７月２６日だつたからだそうです。

この四谷怪談は、実在の事件『不義密通』の男女を戸板に縛り付けて『神田川』に流したと言う話しをヒントにした怖い『幽霊話し』です。今では『神田川』も綺麗に整備されておりますが、江戸時代はに、そんな恐ろしい川でも有った様です。今でも歌舞伎など舞台が始まる前には四谷の『お岩稲荷』にお詣りして霊を落とさないと必ず『お岩さん』の『霊』で恐ろしい目に合う様ですね！



突然ですが・・・この様な女の人は『幽霊』にはなれないそうです。
昔から幽霊になれる人は『美人』と決まっている様で、それ以外は『オバケ』と言うそうです。イャ待てよ・・・！この人が『幽霊』になって出てきたら、それはそれは恐ろしいかも知れませんよね！

日本三大幽霊と言われている『四谷怪談のお岩さん』　『番町皿屋敷のお菊さん』　『牡丹灯籠のお露さん』・・・皆さん恐ろしいですよね！今夜あたり出て来てくれないかなぁ・・・

そう言えば、どこかのカラオケ大会での司会者さんが言っておりました！
このカラオケ大会の『女性の楽屋』はまるでお化け屋敷だ・・・と、失礼しちゃいますよね！
私の『演歌十八番ライブ』の女性の楽屋に限っては『お化け屋敷』どころか妖艶・華麗な花園です！

ところで東京の『幽霊』の出る名所を・・・



八王子にあるトンネル『小峰隧道』です。よく自動車の運転手さんが後ろの席に物悲しそうな女の人が幽霊になってが車に乗って来ると言う話しで有名です。



そして、中野の哲学堂です。ここは『幽霊達』の『本拠地・集会場』でもあります。



神田川の遊歩道です。その昔、戸板に縛られ流された不義密通の『幽霊』が夜な夜な丑三つ時に出るらしい・・・ホントかなぁ？



国道1号線、昔の東海道の大森・鈴が森処刑場の跡地。以前、この処刑場後の裏に有った交番のお巡りさんが、『幽霊』に悩まされて退職に追い込まれたのが何人もいたそうです。



そう言えば、首相官邸の『幽霊騒動』はどうなっちゃったんでしょうね！
『アベノミクス効果』か、参議院選挙で自民党の圧勝で『阿倍総理』の住む官邸の幽霊もきっとお祭り騒ぎも知れないですよね！

７月２６日『幽霊の日』のオソマツ・・・・まずはこれまで！　恨めしゃぁー