内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

色に出にけり

2016年07月07日 | 演歌


【忍ぶれど 色に出にけり 我が恋は ものや思うと 人の問ふまで・・・】

平安時代の歌人『平兼盛』が詠んだ歌です! 
現代訳・・・【あなたへの想いを 心に秘めて来たけれど 顔や表情に出してしまった様だ 『恋しい人の想い事でもしているの・・・』と人に尋ねられるほどになって・・・・】



小倉百人一首にも入っておりますよね!  先日の『静ず心なく』に続いての『百人一首第二弾』でこの和歌をテーマに歌を作ってみました!

タイトルもこの歌から『色に出にけり』と・・・・

一番  あなたに逢える 嬉しさに
    心の内は 茜色
    そんな私を いじめる様に
    玉虫色の あなたが憎い
    忍れど色に出にけり 胸のうち
    隠しきれない 紅の色

二番  つれないあなた 恨みます
    私の泪は 瑠璃の色
    雨に打たれた 桔梗の様に
    泣いてる私を 知らんぷり
    忍ぶれど色に出にけり 我が恋は
    隠しきれない 泪色

三番  夢の名残りの 朝ぼらけ
    淋しい朝です 明けの月
    逢って別れりゃ もう他人
    玉虫色の あなたが憎い
    忍ぶれど色に出にけり 恋ごころ
    隠しきれない 萌黄色

如何なものでしょうか・・・・
『百人一首シリーズ』として、もう少し頑張ってみようと思う今日この頃です!


特報!



本日、午前8時より『テレビ埼玉のロイ白川の心の演歌』に出演いたします! 是非ご覧下さい!