内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

11月の内藤易 火地晋

2014年11月01日 | 日記


壁に掛ったカレンダーもアト二枚に、巷ではそろそろ年末の『紅白出演者予想』に『お歳暮商戦』お正月の『おせち料理の予約』そして『年賀状』と歳を越す準備に『本格的な冬』を迎える準備をする季節に…と徐々に慌ただしくなって来た今日この頃ですが皆さまに於かれましては益々こ健勝の事とお慶び申し上げます!

さて、今日から11月。恒例の『月初めの内藤易』でございます。出ました卦は『火地晋・カチシン』キーワードは『旭日昇天』…『晋』とは進むこと。上の三本(上卦)は[火]、すなわち『太陽』、下の三本(下卦)は[大地]、地上に太陽が輝き始めた、希望の朝である。今は背伸びする位に仕事を引き受けても順調にこなせる時である。大いに報われる、苦しかった人もこれからは上昇に向かうだろう…あわてて進む必要は無い、ゆったりと自信を持ってマイペースで行けば良い。…と、とても良い卦が出ました!私も背伸びする位仕事もしたいのですが、今月もまた『毎日が日曜日状態』って予感がしております、何方か良い仕事のお話しを持って来てくれませんかなぁ…!

愚痴はさて置き、今月も『易にまつわるお勉強』を…



『時中』…(じちゅう)と読みます。私の易の教本[易経]に書かれている、『易の実践論理』の根本を、この『時中』と言う言葉で諭しています。

『変化』は時の流れとともにある、時々刻々の変化に対して、その本質を見極めそれに従って行動する事が『時中』である。それは決して時勢のままに流れる事でなく『本質』を掴むことによって目の前の事象に動かされない事だ…『時流に乗るものは、時流とともに亡びる』

意味はどうやら理解出来そうですが、そうは問屋が卸さない、いつも『目の前』の良い話、時流に流されっぱなしの『私』でございます!このブログで『月初の内藤易』の投稿のお陰で時たま、小難しい『易経』を読んでは、分かった様な分からない様な事を…

ついでに、もう一つ『易と人生学』のお勉強を…



『論語』や『東洋思想』や『易』の研究の第一人者、政財界のリーダーの啓発・教化に努め『政財界』の精神的支柱とも言われた『日本一の陽明学者』の『安岡正篤先生』の書いた分かりやすい『易と人生学』という本からの丸写しですが、面白いので…

『八観』・『人間観察法』と言うのが有りました。先生の説く八種類の人間観察の方法です!

其の一…『通ずれば 其の礼する所を観る』
役職について地位が上がった時、何をするか、何を尊重するか、それにより人物を知る事が出来る。

其の二…『貴ければ 其の進む所を観る』
地位が上がると、どういう人物を進めるか、ゴルフを進める人。将棋を進める人。演歌歌手の『内藤やすお』を進める人…其の進める所を観ると人物が分かる。『内藤やすお』を進める人は大人物ですぞ!!

其の三…『富めば 其の養う所を観る』
金が出来たら何を養うか、お金が儲かるとまず家を、骨董品を、女・愛人・をと、其の養う所を観る事で其の人物を観察できる。

其の四…『聴けば 其の行う所を観る』
他人の善言や忠告を聞いてどうするかを注目する事は、人物を観察する一手段である。

其の五…『止まれば 其の好む所を観る』
『止る』と言う字は足跡の象形文字、有る所に達すると言う意味、またそこに『とどまる』とも意味します、あるところまで行きつくと『何を』やるのか…何をシデカスノカ。

其の六…『習えば 其の言う所を観る』
一つの事を習得すると、どういう事を言い出すか、習得すると、その言う事が往々にして違って来ます。そこで言う所を観ると人物観察が…

其の七…『窮すれば 其の受けざる所を観る』
良い事ばかりじゃありません、窮する事も有ります。『辛辣』です、『貧乏』すると他人の援助を何でも受けようとします。何を受け何を受けないか…『受けざる所』を観るのは大変妙味が有って面白い人間観察でもある。

其の八…『賤しければ 其の為さざる所を観る』
『俺なんて何をしたって構うもんか…』賤しくなると人間何でもやる。そんな境遇でも『何をしないか』を観る、『何をしないかを観察』するのは観察される人には深刻な事ですよね。


このブログ『月初めの内藤易』のお陰で、滅多に読まない『本』のページをメクリました!問題は、色々と偉そうに能書きを言いましたけど、それが実践出来るか否かですよね、勿論オラッチは『否派』それじゃダメじゃん…笑点メンバーの『落語家の春風亭昇太師匠』が言ってる声が聞えて来ます!
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