内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

世界遺産・平泉

2012年03月20日 | 日記



世界遺産に登録された『平泉・遺跡群』のうちの代表的な『中尊寺』です。

前日の『みちのくプロレス・盛岡大会』の翌日にこの『中尊寺』と『毛越寺』に寄って来ました。ここ平泉の一帯の国の特別史跡・特別名勝の二重指定地で、昨年に世界文化遺産に登録されました。

平泉の駅から乗ったタクシーの運転手さんの話しでは、世界遺産に指定・登録されたもの束の間、あの大震災で観光客のピタッと来なくなってしまったそうです。それでも、やっと最近になって県やJR『東北観光キャンペーン』のお陰か客足が戻りつつある、と言っていました。私が立ち寄ったのは『日曜日』と言う事もあってかなりの人出でした。

ここ平泉は『奥州藤原氏』が12世紀に建立し始めた『平安仏教美術の宝庫』とパンフレットに書かれています。中でも『金色堂』は度重なる火災にも焼けずに現存する唯一の建物で、その名の通り『キンピカ』贅を尽くしたお堂でした。




金色堂など国宝級の建物や中に安置されている仏像などは『撮影禁止』です。

この階段の先に、鉄筋コンクリートで出来た建物の中に『金色堂』が元の建物から移設され、ガラス張りの仕切りの先に『アリガタク』展示されております。




夏草や 兵どもが 夢のあと・・・・と詠った『松尾芭蕉』の銅像です。
奥の細道のみちのく俳句行脚で『松尾芭蕉』がここ中尊寺でこの有名な俳句『夏草や・・・』を詠みました。『兵ども』とは『源義経・弁慶』や『藤原氏』また義経一行を追って戦に明け暮れた『源頼朝』達の事だそうです。




もう一つの世界遺産の寺院『毛越寺』『もうつうじ』と読みます。
戦に負けて源頼朝に寺院を明け渡す位なら『燃やしてしまえ』とさその殆どを燃やしてしまい現存しているのは本堂のみで、広大な庭園・池の周りにあった筈の建物跡ばかり・・・これでも世界遺産なのですかと思っちゃいました。

岩手県は広いです。とてもとても広いです。四国四県を合わせた位だそうです。せっかくだから釜石や陸前高田や気仙沼の津波で被災された現状を視察と思いましたが・・・考えてみると野次馬になりかねないですよね。盛岡からも時間もかかる事もあり行きませんでした・・・・正解ですよね。
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