enjoy

炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

ごんぱち (その2)

2007-05-15 22:45:40 | 食・レシピ

5月も半ばとなり、”ごんぱち”の今年の収穫は、昨日でとりあえず最後とした。

とりあえず・・・なんて言い方をするのは、今日釜場の土手にまだ何本かおいしそうな若芽をみつけたから。
明日、仕事の合間にまた採るかもしれない。たった数本を収穫したところでどうしようもないとは思いつつ、貧乏性なのか、ただのいやしん坊か?

それにしても今年はよく採ったし、食べた。
たくさん採った割に冷凍保存が去年並ということは、これいかに???

大盛り用のラーメン鉢2皿に山盛り作っても2日目にはほとんど残っていなかった。
長女がこの味に目覚め、抱え込むようにして食べるようになったことが理由。

昨日、長女は修学旅行で代休だった。娘を連れて仕事も兼ねて本宮までドライブ。
帰り道、空き地に駐めてごんぱちをさがす。

「この斜面下りるん?」 「危ないで、やめとこう?」なんて言う。
私が子供の頃のように家族で山菜採りとかしていたら、こんなこと言うはずもなく、ましてや田舎育ちなのに、知らずに大きくなってしまって、親としてちょっと反省。
「こんだけ苦労して採ってきてるんやでー」 「もっと味わって食べてや!」
「ほんま、大変なんやなー」
草が生い茂り、ごんぱちもかなりたけて、思ったほど収穫はできなかった。
「今シーズンは最後か・・・」と残念そうだが、納得していた。

両手で余るほどの・・・少量でしかないので、最後のごんぱちはナムル風とした。

皮をむき、サッと湯を通す。水にさらすこと一晩。(塩漬けに対して”生”というそうだ)
5㎝長さに切って、醤油と砂糖、ごま油を合わせた調味液に和える。

今日、夕飯に出したら、主人と長女が競うように食べていた。
大変だけど、これだけ喜んで食べてくれたら、まぁ作りがいもあるかな?