今日もテクテク散歩…

―月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也―
                              芭蕉

陽だまり

2005-11-08 | Weblog
県立鳥屋野潟公園の昨日の陽だまり風景です。

秋深まる落ち葉が季節を感じます。
陽だまりの柔らかい光は心和みます。

阿賀野市(旧水原町)・瓢湖に冬の使者・白鳥が飛来しています。


弥彦のもみじ谷

2005-11-08 | Weblog
秋も深まりあちらこちらの木々の葉が真っ赤に、黄色く染まっています。

今日、暴風波浪警報の中もみじ谷へ行ってきた。もみじ谷とネーミングされるだけあって赤や黄色が鮮やかだ。風が強すぎ紅葉が左に右に大きく揺れてデジカメ撮りには難儀した。その中の一枚です。紅葉情報では今週末が一番の見ごろとか。
天気は悪かったがその分人がまばらで紅葉独り占めの気分だった。

もみじ谷は弥彦駅すぐわきの弥彦公園内にあり、そこから歩いて15分くらい歩くと越後一ノ宮・弥彦神社がある。弥彦は佐渡弥彦米山国定公園の中心的な観光地で賑わっています。

角神不動滝

2005-11-03 | Weblog
奥阿賀紅葉散策(パットしなかったけど…)後、角神不動滝に立ち寄った。山荘の頂から降り県道459号を左折し一番目のトンネル(トンネルはこの先五つある)を抜けるとすぐに駐車場にでる。今日は天気が良いせいか結構な人がいる。駐車場前の小さな広場には中年の夫婦がお弁当を広げ、寝そべって日向ぼっこを楽しんでるグループもいた。滝に向かう。滝は200㍍先と看板が立てられている。沢筋に歩くというと聞こえがいいけれどコンクリートの遊歩道だ。楽に歩けるぶんにはいいでしょうが、やはり山道を歩きながら滝を目指すほうがいいと思う。
すぐに落差15㍍の一の滝にでる。さらにコンクリートの階段を登ると落差23㍍の二の滝が見えてくる。遊歩道の終点はお立ち台に上がるような手すり付きコンクリートでそこから滝を見る。滝壺に落ちる水音はそんなに響かないが水量があるんだろうか虹が見えた。水しぶきはない。雪解け時の春はさぞや豪快なんだろなー。滝の脇にお不動様が祀られている。女の方が手を合わせている。中年女性(?)三人グループの一人が「いいものを見せてもらった」と喜んでいた。


紅葉探し

2005-11-03 | Weblog
昨日(11/2)天気が良かったので福島県境に近い阿賀町・奥阿賀の紅葉を見に行ってきた。
昨年の今頃訪ねた阿賀野川の湖面に静寂に映える紅葉は見事だったが今年は赤とか黄とかハッキリした色がなく全体的に茶色ぽくいまいちパットしてなかった。
頂の山荘の支配人の話では「今年は暑い夏が長かったし、10月に入っても昼夜の寒暖差があまりなかったからでしょうか」
頂から見た阿賀野川ダム湖や周辺の山々を眺めると秋は感じるが全山、赤・黄が綾なす紅葉はない。このまま終わりそう。
先日、上高地に行って来た。ここも例年の美しい紅葉は期待出来なかったし、このまま終わりそうとの話らしい。
来年に期待しましょう!

余談です。この阿賀野川は福島県では阿賀川と言います。新潟県に入ると野が加わり阿賀野川になり、やがて日本海に注ぎます。



初めての上高地

2005-10-19 | Weblog
写真は河童橋からの10/16日PM4時近くの穂高連峰です。

ツァーで初めて上高地に連れと行ってきた。

新潟駅南口AM7:15に出発したバスは途中二ヶ所ツァー客を乗せ、休憩をとりながら一路上高地へ向かう。名ガイドの行く先々の土地の話が面白い。長旅に飽きることなく上高地手前の沢渡でシャトルバスに乗り換える(観光バスも土・日・祝日は全面乗り入れ禁止)。釜トンネルを抜けると大正池散策路前になる。ここで幾人か下車。ここで降りなかったツァー客は河童橋付近を散策するらしい。せっかく来た上高地だから大正池から歩こう。PM1:10いよいよ上高地の第一歩だ。与えられた時間は3時間。大正池~田代池~河童橋~明神池~河童橋で回ってくるとちょっとキツイ、せめて4時間あればな~。とにかく歩く。焼岳が爆発して梓川がせき止められて出来た大正池は立ち枯れた枯れ木が水面に林立し、静寂と幻想をかもし出している。この立ち木も昔はかなり多かったらしい。さらに行くと田代池だ。池というよりせせらぎのような湿原に近い。ここも静寂の世界。緑かかった梓川が目にやさしい。オシドリがゆったりと泳いでる。さらに田代橋、穂高橋を渡り右岸コースを歩く。上高地のシンボル河童橋が見えてきた。眼前に雄大な穂高の峰々が迫ってくる。河童橋は大勢のハイカーが渡っている。写真を撮る。明神池を回った後渡る予定にしてさらに右岸コースをたどり明神池を目指す。時間が気になりだした。木道を歩く。梓川の渓流がきれいだ。澄んだ川面に映る立ち枯れた立ち木や紅葉した樹々に目を奪われる。明神池に着いた。時間は丁度3時。4時までにバスターミナルに集合だ。明神池を見るには拝観料300円を払う。なんで拝観料?明神池そのものが穂高神社奥宮の一部なんだそうだ。お賽銭を払って池を見る気分。「一之池」「二之池」それぞれの池の周囲は緑の木々に囲まれ水面に映るさまは確かに静寂で神秘的だ。「三之池」もあったけど今はない。さあ河童橋に向かって歩こう。ここからは左岸コースを歩く。河童橋に似た明神橋を渡ると単調なコースになる。梓川は見えない。穂高連山を眺めながら、時間を気にしながら、河童橋だけはどうしても渡らなければ……。と思いながらただ黙々と足早に歩く。
3時50分河童橋に到着。陽が傾いている。青空をバックに大きな、大きな穂高連峰が迎えてくれた。梓川から黄色と緑の山の向こうにごつごつした雄大な山肌を見せる穂高だ。下流を振り返ると頂上にガスがかかった焼岳が見える。河童橋を渡る、河童橋を撮る、穂高も撮った。大急ぎで記念の河童のストラップを買う。走り走りにバスターミナルにドンピシャ4時到着。約9.9㌔歩いた。あ~足が疲れた。ハイキングシューズを履いてはいるけれど連れは血豆ができたらしい。ツァー仲間と添乗員が今や遅しと待っていた。
明日は新穂高ロープウェーと観光バスでしか行けない(マイカー乗り入れ全面禁止)日本自動車道最高地点の乗鞍スカイライン行だ。明日も晴れそうだ。今夜は奥飛騨(慕情)のホテル。

秋です!!

2005-10-09 | Weblog
新潟市から南方向24㌔先の巻町・上堰潟公園のコスモスを観賞しました。
背景の山は子供からお年寄りまで楽しめる花の山・人気の角田山です。

角田山を背景にコスモスを入れようとカメラを構えるとコスモスのお花が一斉に太陽方向へ左向けしてカメラ位置正面に向いてくれません。なんだか袖にされたような気分。
でも、秋、確実に秋ですね。

巻町は明日(10日)新潟市と合併します。

放射霧

2005-10-05 | Weblog
今朝、朝6時すぎ白いカーテンに包まれたように霧が立ち込めていた。
モノトーンの景色を眺めているようだ。

新潟日報の記事によると「新潟市では最低気温が15.8度にさがり前夜からの雨で湿った空気中の水蒸気が飽和して霧となる‘放射霧”が発生した。山沿いに多いが、新潟市では年間5日しかない珍しい現象」(新潟日報5日付夕刊)だという。

‘霧のロンドンブリッジ’みたいに抒情的ではないけれど新潟を代表する萬代橋をバックに写したらもっと最高だろう。な!!と思ってもみました。
写真は我が家から向こうをみた霧の路地裏(?)風景でした。

彼岸花

2005-09-30 | Weblog
新潟・県立鳥屋野潟公園の彼岸花が咲きました。
今年は厳しい残暑が続いたせいか開花が遅れているそうだ。

彼岸に咲くから「彼岸花」。単純明快な名前だ。
別名というか本名というかまたの花名は「曼殊沙華」(まんじゅしゃげ)。
仏教の経典に由来があるらしい。
花形といい、赤色といいイメージ的にはなんとなく
“お墓には曼殊沙華がよく似合う”と思うんですが…。

花言葉は 「悲しい思い出」「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」
さてどれが一番似合いますか?

新発田城

2005-09-27 | Weblog
昨日はさわやかな秋空に誘われて新潟市から車で約40分程の新発田市へドライブ。

新発田は城下町である。
往時を忍ばせる旧二の丸隅櫓・本丸表門(いずれも国重要文化財)、昨年(平成16年5月)復元された三匹の鯱を配した三番櫓(写真)・辰巳櫓のお城がお堀に映えて美しい。

しかし、復元された三番櫓の城は中へ入れない。なぜ?
そういえば表門のお堀端に立看があった。「自衛隊と財務省との協定で三番櫓の公開はできません…」そんな内容の看板だったと思う。どうして?

明治の廃藩置県後、廃城令で本丸は棄却され跡地が陸軍省の管轄になり、敗戦後まで陸軍歩兵16連隊の兵営地だった。戦後の一時期米軍が使用したが、現在は陸上自衛隊の駐屯地になった歴史があるのだ。昨年復元した三番櫓のお城と駐屯地は背中合わせになった。高い天守からの眺望は一目瞭然…あとは言わずもがな…。公開できない理由はここに?

ここのお城はいろいろな別名の呼び方がある。(今は菖蒲城が一般的)
それぞれ意味があるけど分かりますか?
①舟形城 ②菖蒲城 ③浮舟城 ④狐尾曳ノ城
さて?

このほか、昭和41年まで人が実際に生活していたという国の重要文化財
「旧新発田潘足軽長屋」(茅葺平屋建・八軒長屋)は必見。

蕎麦の花

2005-09-21 | Weblog
新潟市の郊外に蕎麦の花が咲いてるという話を聞き行ってきた。
通称・弥彦街道といわれる旧116号線の中権寺という案内板から入った所に
蕎麦畑はあった。
周りは畑が広がり、住宅もある。
また弥彦山や角田山が眺められるのどかな風景でまったくの平地です。
蕎麦は昼と夜との寒暖差(例えば高原)がある所によく育つと聞いていたから,
どうしてここに?と思います。

蕎麦の花は可憐でした。時折吹く風に白い花が一切にゆれる様は見事でした。
あちらこちらにアブが蜜を吸い、小さな蝶々も花から花へと舞っていました。

毎年8月の半ば過ぎ、畑仲間と蕎麦の種を植え、収穫、製粉、粉ね、打ち、
そして「新蕎麦を食べる会」を開催しているとか…
―酒と蕎麦の日々―うらやましい話です。