Photo: A Sunflower in the Summer
英語がある程度話せるようになっても、やはりどこかネイティブの英語とは違うっていう部分があったりしますよね。それは発音であったり、イントネーションであったり。でもそれだけではないようです。
アメリカの大学の英文法の授業で、「ネイティブスピーカーとそうでない人の英語の違いは何か」という話題になった時、次のような発言をしたアメリカ人の学生がいました。「ESL (ネイティブスピーカーでない人) の話す英語はネイティブスピーカーに比べて不自然に丁寧だ」そうです。例えば、もしあなたが教室で隣の席の人から鉛筆を借りたい時、どう言いますか?
"May I borrow a pencil?" って聞きますか?
そのアメリカ人学生が言うには、ここで“May I borrow a pencil?" と隣に尋ねられたら、「この人はESLかな?」という感じがするそうです。なぜなら、ネイティブスピーカーなら、その状況ではもっと短く "Borrow a pencil?" (上がるイントネーションがポイント)と聞くだけで "May I" は省略するだろう、ということなのです。
これを聞いた時、わたしは「え、ホント?」って思いました。だって、さんざん 「May I で人に尋ねる」と習ってきましたから。でも、教室で意義を唱える人は誰もおらず、「うん、うん」と頷いていたりする。そのクラスを教えていた言語学の教授は、その学生に対し「いい事を言うね」みたいな笑顔で頷いている。「そうだったのねー!」とわたしは驚きました。
わたしたちが教室で習う英語とネイティブスピーカーの英語には違いがあります。たとえ、ネイティブスピーカーの先生に教わっていてもそれは同じ事です。なぜなら、教えるための英語と実際に使われている英語とでは違いがあるからです。
本物らしい英語をマスターするには、教科書や教室の英語だけでなく、実際にネイティブスピーカーの話している言葉を観察することが必要です。英語圏に住んでいる人は観察の機会が溢れていますが、日本にいる人でも映画やTVドラマ、ニュースのインタビューなどで観察の機会は意外とあるものです。
ところで、その英文法の授業後わたしは別の教室でその学生のイントネーションを思い出しながら "Borrow a pencil?" を試しましたが、普通に通じました。面白くなって他の教室でもやったら、「あなた鉛筆あるじゃない!」と言われました。机に自分のペンケースを出したままでした。
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英語がある程度話せるようになっても、やはりどこかネイティブの英語とは違うっていう部分があったりしますよね。それは発音であったり、イントネーションであったり。でもそれだけではないようです。
アメリカの大学の英文法の授業で、「ネイティブスピーカーとそうでない人の英語の違いは何か」という話題になった時、次のような発言をしたアメリカ人の学生がいました。「ESL (ネイティブスピーカーでない人) の話す英語はネイティブスピーカーに比べて不自然に丁寧だ」そうです。例えば、もしあなたが教室で隣の席の人から鉛筆を借りたい時、どう言いますか?
"May I borrow a pencil?" って聞きますか?
そのアメリカ人学生が言うには、ここで“May I borrow a pencil?" と隣に尋ねられたら、「この人はESLかな?」という感じがするそうです。なぜなら、ネイティブスピーカーなら、その状況ではもっと短く "Borrow a pencil?" (上がるイントネーションがポイント)と聞くだけで "May I" は省略するだろう、ということなのです。
これを聞いた時、わたしは「え、ホント?」って思いました。だって、さんざん 「May I で人に尋ねる」と習ってきましたから。でも、教室で意義を唱える人は誰もおらず、「うん、うん」と頷いていたりする。そのクラスを教えていた言語学の教授は、その学生に対し「いい事を言うね」みたいな笑顔で頷いている。「そうだったのねー!」とわたしは驚きました。
わたしたちが教室で習う英語とネイティブスピーカーの英語には違いがあります。たとえ、ネイティブスピーカーの先生に教わっていてもそれは同じ事です。なぜなら、教えるための英語と実際に使われている英語とでは違いがあるからです。
本物らしい英語をマスターするには、教科書や教室の英語だけでなく、実際にネイティブスピーカーの話している言葉を観察することが必要です。英語圏に住んでいる人は観察の機会が溢れていますが、日本にいる人でも映画やTVドラマ、ニュースのインタビューなどで観察の機会は意外とあるものです。
ところで、その英文法の授業後わたしは別の教室でその学生のイントネーションを思い出しながら "Borrow a pencil?" を試しましたが、普通に通じました。面白くなって他の教室でもやったら、「あなた鉛筆あるじゃない!」と言われました。机に自分のペンケースを出したままでした。
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ちなみに、英会話での目標は自分の意思を相手に伝えられるくらい、話せるようになる事なんです。
何かアドバイスなどありましたら、宜しくお願いします。
また、遊びにきま~す。
英語の勉強についてですが、英会話学校に通っていらっしゃるようなので、ぜひ、その学校の授業の予習や復習を中心に学習していかれると良いのではないでしょうか。クラスでの活躍の様子などもお聞きしたいです。
また、参考になるかわかりませんが、お時間のある時に、このブログの Category の「英語学習法」のところを見ていただければ、と思います。
がんばってくださいね!
これからもどうぞよろしく。
名前を聞きたい時は、自分から
"Hi, I am ..."と自己紹介すれ
ば、向こうも自然に名前を言っ
てくると思いますよ。
リンクありがとうございます!
いろいろ、すみません。これからも、宜しくお願いします。
ランキングに関しては本当にみなさんに感謝です!昨日は投稿してから、ランキングのリンクを貼付けるのを忘れた事に気付くというドジを踏んだりもしましたが、みなさんのおかげでたいした影響もなかったようです。こんなわたしですが、これからも応援クリックよろしくお願いします!
確かにESL生の英語は友人に対してはとても丁寧に感じます。しかし、問題は教授やインターンシップのインタビューなどで流暢に話すことやネイティブの会話を意識しすぎると、丁寧で且つ知的な英語を使うことを忘れてしまうことのようです。私がアメリカの大学でTOEFLコースのアシスタントをしていた時、TOEFLはいい点数なのにインタビューを落ち続ける生徒がいました。インタビューでどのような受け答えをしているのか聞いたところ
"I say stuff like 'I wanna work here 'cause it'll be good experience, you know'."だそうです...
彼へのアドバイスは"I know you're trying to sound like a native speaker, but you're better off being overlly polite. Use some TOEFL words and try to sound more educated!"
stuffはよく友人同士の会話では使いますが、インタビューでは使いませんよね。また、"good"も"beneficial"などに変えれば、よりeducatedな雰囲気もありますし、丁寧に聞こえます。
英語を勉強している方は大事な場では、教科書で習ったような丁寧な英語を使った方がいいかと思います。Better to be safe than sorry! ← 備えあれば憂いなし?
そうなんですよね。実はこのトピックでいつか書かなきゃと思っていたのです。少し英語に慣れてきた学生とかに多い勘違いで、どこでもカジュアルに話したり、スラング使ったりして失敗するんですよね。TPOは本当に大事です。
いつもyojyaさんの情報満載のブログ楽しみにしています。ところで、ゲルマニウム温浴って継続しているのかな . . .