ファンクションメソッドは英語を言葉として確実に「定着・蓄積」でき、場面に応じた自由な会話を可能にするメソッドです。
日本人が英語を話せない原因は、動詞や補語をフレーズ(意味ある単位)としてとらえようとしないことです。(ひとまとまりの行為・状態論)
外国では常識となってる考え方なのに、なぜ日本人だけがそれをできない?!
当研究会の教材は、すべてこの「ひとまとまりの行為・状態論」によって制作しています
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【今日の学習】
明治時代、英語を話すことが不要で、英文を読解が必要とされた時代に始まったのが日本の英語教育だ。当時において、西洋の知識を学ぶため英語訳読教育は必要であったし十分その働きを果たした。
その英語訳読教育の根幹をなすものが、五文型理論だ。これは英文を読解のためのバターンプラクティスだ。つまり書かれ静止した英文を主語や動詞だと分析するためにの英文をパターン化したものだ。
I am Doraemon.
S V C
~ハ です ドラエモン
ほくは です ドラエモン
I like Doraemon.
S V O
~ハ 好きだ ドラエモン
ほくは 好きだ ドラエモン
かつて「英語を話す必要もなく、ただただ英文を翻訳することを教える」のが英語教師の役割だった。
しかし、その遺産が私たちの現在に生きる日本人を苦しめている。
多くの生徒たちにとっては、英語は「私は、です、ドラエモン」「私は、好きだ、ドラエモンを」といった変な語順になる言葉であり、それを分析することが英語学習だと勘違いしている。
逆に自分が英語で話そうとする場合も、主語、動詞、目的語を並べる作業でしかなくなることになる。そんなとらえ方では、英語の息づかいはまったく伝わってこないのは当たり前だ。
しかも英語を話す学習の場面でも、「英語を話せなくても英会話を教えることができるという不思議な学習」が未だに行われている。
それが英会話学習における「パターンラクティス」という手法だ。
Who are you?
I am Doraemon.
What (comics) do you like?
I like Doraemon.
つまり、教師はWo are you?と聞かれたら、条件反射的にI am ___.などとこたえる。What (comics) do you likeと聞かれたら、I like ___.などと応えさせるのが話せる英語授業だと思い込んでいる。
日本人の英会話が「紋切り型」と言われるのは、このようなパターンを丸暗記し、あるいはセリフの丸暗記に原因があることをそろそろ気づくべきだ。
これはことばというものは、小から大へ、つまり片言表現からきちんとした表現へと進むという世界の常識を覆す指導法だ。
例えば、子供に言葉というものを習得させるために、親は一生懸命に努力するものだ。その時使われるのがオウム返しである。
これは英語のネイティブスピーカーでも日本人でもそうだ。
どこの親が「あなたはドラえもんが好きですか?」とか「ぼくはドラえもんです」と丸暗記させるだろうか?
以下で3つの動画をあげておいた。英語は英語発想でとらえなければならないという当たり前のトレーニングをしていただきたい。
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