今晩は、お天気荒れ模様でしたね。妹が心配して、電話をくれました。
月曜日は稽古休みです。あと公演初日まで12日です。
昨日の稽古は、私の短い出も演出家の指示通りにいかず、反省しています。
最後に抜き稽古をしていただき、相手を信頼して行動する意味が少し、理解できたように
思います。皆で創り上げるお芝居、頑張りたいです。
体力・気力との勝負のようにも思え、体調も考えて頑張りたいです。
図書館から、現代日本文学大系83 森本薫・木下順二・田中千禾夫・飯沢匡を借りてきて、
女の一生を黙読しました。この本昭和45年刊です。ミツコのセリフがみつかり、王妃の
セリフもみつかりました。この名台詞を、どう生かせるのでしょうか?重い宿題。
他の作者の作品も、昔高校演劇で上演したり、見たりしたものや、劇団民芸公演を観劇した
ものなど、もう一度読み直しました。
もう一冊借りた本の題名は「年寄りの話はなぜ長いのか」(高田和明著2005年東洋経済新
聞社刊)著者は浜松医科大学名誉教授できっと、ご高齢なかたです。脳の働きをわかりやす
く説いています。「脳の衰えをふせぎ、若い脳をつくる。」これが、訓練や努力で可能になると
いう話です。我が身につまされて、読んでいます。脳のある部分が損なわれた人の人格が変
わる、という事例もショックでした。
脳を疲れさせないように心を無にする話など、有効な内容ですが-----。
じっくり読書三昧できる日々は、なかなか到来しそうにもありませんが、稽古休みの
一日はゆったり過ごしました。
水野 昂子