じゅんきーです
世の中は今日からお盆。「ミツコの肖像」の稽古も佳境。
明日から、月曜日以外は、毎日稽古が続きます。
(月曜日は、私たちが稽古場に借りている市の公共施設がどこも休館のため、稽古は休み)
今日は、その直前の稽古の休みの日です。
家事をしながら、ぶつぶつと台詞を言ったりしながら、私の役、女性カメラマン「ヒカル」のことを考えています。
面白いことに、
台詞を言えば言うほど、そのシーンの稽古をすればするほど(まだうまくいってませんが)演出家に言われることを考えれば考えるほど、
彼女がどういう人かということや彼女の気持ちや、台詞の意味やそのシーンでの役割や・・・
初めに考えていたのとは違って思えてきています。
とは言ってもたくさんのことをまだまだ探って、悩んで困っています。
・冒頭の無言のシーンで彼女は何を見て、ミツコさんと向き合うシーンでは何をどう感じたか?
・芝居の前半、周囲の人たちの非常識さに怒ってばかりいるのですが、なぜか?
・まだ一度も稽古していない、自分の経歴を語るシーン、彼女は何を感じながらどう話すのか?
・ソロの歌の場面、彼女はどう感じているのか・・その気持ちをどう曲にのせるか?(「歌わずに語れ」と言われますが、難しい )
・ラストシーン、彼女はどんな気持ちなのか? 等々
下手をすると、それ以前に、台詞を思い出すだけで精いっぱいにもなりがちなので、まずはそこをクリアしなくては・・・
実は、明日から、またもや仕事の宿泊の研修で5回分稽古を休むので、「やまと塾」の皆さんには、ご迷惑をおかけします。
とにかく、その間の、台詞をしっかり入れながら、まずは一人でいろいろ試してみます。
本番までに、解釈をどこまで進化させられるか・・挑戦です。