こんばんは、雙田です。
今週の日曜日。
ボラ連よりやまと塾に、保健福祉センターでのボランティア活動の依頼があり、
たまたま身体があいていましたので、
午前中2時間ばかりお手伝いさせていただきました。
その日は肢体不自由児・者父母会の総会で、お父さん、お母さんたちが会議をしている間、
隣の部屋で子ども達と一緒に遊んで欲しいと言われました。
子供たちは養護学校高等部1年生の三人と中学生一人の全部で四人(男子一人女子三人)。
お母さん方や子どもたち、スタッフの方たちと挨拶を交わしているところに、
もう一人のボランティアさんが見えました。
「今日一緒にやっていただく方です。」と紹介され「よろしく」と顔を見合わせたとたん、
「あれ、どこかで見た顔だ、どなただったっけ?」
向こうでも同じ事を考えているらしい。
お互い?の表情。
「どこかでお会いしましたね、雙田です。あなたのお名前は?」
「Mです。」と彼女。
そうだ、あの時の...Mさんだ
今から20数年前のこと、私は障害児教育を学ぶため横浜国大で1年間研修を受けました。
そのときの40人のお仲間の一人だったのです。
お互い目じりの辺りなどに、年齢の加算が見られますが、すぐ分かりました。
子どもたちとの交流は、気心の知れた彼女がいてくれたので、とてもスムースに行きました。
ボールを投げあったり、絵や字を書いたり、紙をちぎって紙ふぶきをして遊んでいるうちに、
あっという間に2時間が過ぎました。
総会が終わり、父母会の方たちから「子どもたちの楽しそうな声が聞こえましたよ。」
と感謝され、ただ夢中で一緒に遊んだだけだったのですが、役に立てたのだなと嬉しく思いました。
片づけを終え、子どもたちにさよならを言った後、頂いたお弁当をいただきながら、
Mさんと、1時間ほどおしゃべりしました。
20数年間のお互いの空白が、ごく大まかながら、点線で繋がりました。
思いがけない、うれしい再会でした。
彼女はずっと障害児・者とかかわり、現在も彼らのサポートを続けているとのこと。
やまと塾の会長をはじめ、Mさん、Uさんのことを良く知っていて、
これまたうれしく思った次第です。