演劇やまと塾公式ブログ

神奈川県大和市で活動している市民劇団「演劇やまと塾」のブログです☆なお、掲載されている画像、動画等の無断使用を禁じます。

20数年ぶりの出会い

2011年05月25日 23時53分26秒 | Weblog

こんばんは、雙田です。

 

今週の日曜日。

ボラ連よりやまと塾に、保健福祉センターでのボランティア活動の依頼があり、

たまたま身体があいていましたので、

午前中2時間ばかりお手伝いさせていただきました。

 

その日は肢体不自由児・者父母会の総会で、お父さん、お母さんたちが会議をしている間、

隣の部屋で子ども達と一緒に遊んで欲しいと言われました。

 

子供たちは養護学校高等部1年生の三人と中学生一人の全部で四人(男子一人女子三人)。

お母さん方や子どもたち、スタッフの方たちと挨拶を交わしているところに、

もう一人のボランティアさんが見えました。

 

「今日一緒にやっていただく方です。」と紹介され「よろしく」と顔を見合わせたとたん、

「あれ、どこかで見た顔だ、どなただったっけ?」

向こうでも同じ事を考えているらしい。

 お互いの表情。

 

「どこかでお会いしましたね、雙田です。あなたのお名前は?」

Mです。」と彼女。

 そうだ、あの時の...Mさんだ 

 

今から20数年前のこと、私は障害児教育を学ぶため横浜国大で1年間研修を受けました。

そのときの40人のお仲間の一人だったのです。

お互い目じりの辺りなどに、年齢の加算が見られますが、すぐ分かりました。

 

子どもたちとの交流は、気心の知れた彼女がいてくれたので、とてもスムースに行きました。

ボールを投げあったり、絵や字を書いたり、紙をちぎって紙ふぶきをして遊んでいるうちに、

あっという間に2時間が過ぎました。

 

総会が終わり、父母会の方たちから「子どもたちの楽しそうな声が聞こえましたよ。」

と感謝され、ただ夢中で一緒に遊んだだけだったのですが、役に立てたのだなと嬉しく思いました。

 

片づけを終え、子どもたちにさよならを言った後、頂いたお弁当をいただきながら、

Mさんと、1時間ほどおしゃべりしました。

20数年間のお互いの空白が、ごく大まかながら、点線で繋がりました。

 

思いがけない、うれしい再会でした。

彼女はずっと障害児・者とかかわり、現在も彼らのサポートを続けているとのこと。

やまと塾の会長をはじめ、Mさん、Uさんのことを良く知っていて、

これまたうれしく思った次第です。