演劇やまと塾公式ブログ

神奈川県大和市で活動している市民劇団「演劇やまと塾」のブログです☆なお、掲載されている画像、動画等の無断使用を禁じます。

「楽屋」観劇

2009年06月05日 23時06分41秒 | Weblog
 私も過日渡辺えりの「楽屋」を見てきました。

 当日売りのチケットを取ろうと電話をしましたがなかなか通じず、やっと通じたときにはキャンセル待ちの28番。
次の日も電話をしましたが今度は全然通じませんでした。
そこで、ダメもとで行ってみました。
かろうじて立見席で見ることができました。

 「楽屋」はシナリオで読んだだけなので、どういう風に演じられるのか楽しみでした。

 斬られの仙太のところなど以前やまと塾でやったとき、どう動いてよいかわからなかったので、渡辺えりがどう演じるのかたのしみでした。

 今回はこの部分であまりはでな動きはありませんでしたが、やりようによってはいろいろに演じられるところだと思います。
 
芝居全体を通じてはやはり渡辺えりは存在感がありました。

 予想以上だったのが蒼井優の女優Dでした。3人のお姉さま方の中でなかなかの演技だったと思いました。

 演出についてはオーソドックスな感じで特に変わった舞台ではなかった気がします。(他の楽屋を見たこともないのに言うのもおかしいですが・・・)

 ひとつ、ビール瓶でなぐるシーン。ビール瓶がこなごなになってそのあと女優陣がそこを歩いたのですが、足を怪我しないかと気が気ではありませんでした。

 ここのところなどやまと塾ではどうするのかな?なんて思いながら観劇してきました。

 私たちの「楽屋」どんなふうになるのか楽しみにしています。

 楽屋組、会長の特技をいかしてメークの練習をするそうですが私も一緒に習いたいな・・なんて思っています。


 明日はブリッジ組の稽古があります。新しい稽古場どんなところかな?

                                                      keiko

 日韓演劇フェスティバル

2009年06月05日 00時48分39秒 | Weblog
 YOSHIKAZEです。


 tomoyoさんも書いてくれたが、今日は先日の演劇博覧会を見に来て下さった

演出者協会理事で演出家の貝山さんからお誘いを頂き日韓演劇祭を見て来まし

た。期間中にたくさんの上演作品がありますが、その中でも今日のは特に面白い

企画で、日本の作品を韓国の演出家が韓国の俳優で上演するものでした。もちろん

韓国語なので、舞台上部には字幕スーパーが出る。ちなみに今日は満席でした。


 内容は日本人にとっても非常に難しいテーマだったが、韓国語での上演は見事に

纏まっていた。上演時間は1時間45分の二人芝居。かなりの力作である。作品中

にピアノを弾くシーンがあるのだが、言葉は違えど「音」は万国共通。演出効果と

して心に響くものだった。基本的には静かな芝居ではあるが、韓国人俳優の醸し出

す力強い空気は舞台上に見事な空気を生み出していた。ただ、やはり言葉が違うの

で、客として舞台の空気に入り込むまでは時間がかかったが、後半はその静かな

舞台空間に見事に引き込まれました。


 韓国の演劇は面白い。他の企画では韓国戯曲を日本人メンバーで上演するものも

あるので、お時間ある方はぜひ見に行ってみて下さい。


 久しぶりに外国の芝居を見たが、やはり色んなものに触れるというのは心に新し

い風が吹き新鮮だ。貴重な体験をありがとうございました。