演劇やまと塾公式ブログ

神奈川県大和市で活動している市民劇団「演劇やまと塾」のブログです☆なお、掲載されている画像、動画等の無断使用を禁じます。

台本の印刷ありがとう

2008年12月28日 20時39分55秒 | Weblog
こんばんわ、雙田です。

 (今日のブログはなぜか2回失敗…途中で消えてしまったのです。なぜ?3回目

 の挑戦です。)

 午前中台本の印刷、綴じをやりました。石間君、くるみさん、里佳さん、育子さ

ん、長尾さん、貝塚さんありがとうございました。

 其の後、今回私が書いた劇のテーマについて、皆さんに聞いていただきました。

改めて、ここに書かせていただこうと思います。


 劇を書きはじめるとき私の頭の中にあったのは、今年の7月に埼玉県で起きた中

学3年の女の子による、父親殺傷事件でした。私はこの事件に大変ショックを受け

ました。この女の子は、まじめで、礼儀正しく、素直な、いい子で、家族も中が良

さそうだったということです。なぜお父さんを殺さなければならなかったのか、し

かも、女の子は父親をナイフで刺したあと、母親と弟を殺し、自分も死のうと思っ

ていたというのです。動機について、その子は、「成績が下がったことで、親に怒

られるのもいやだったし、親をがっかりさせたくなかった。周囲に気を遣って生き

るのに疲れてしまった。」といっています。私には、親の期待に答えられず、悩み

追い詰められていった、孤独な女の子の姿が目に浮かびます。

今の日本には、勉強や成績についての、親の過度な期待に苦しんでいる子どもは、

結構多いのではないでしょうか。私が今回書いた劇の主人公の女の子もそのうちの

ひとりです...


 (この辺でやめておきます。あまり詳しく書いてしまうと劇を観に来てくださろ

  うとしているお客様が、つまらなくなってしまいますものね。)

 今年も後3日...1月11日に稽古で会いましょう!よいお年を!

「十六」の劇も楽しみにしています。やまと塾全員で、3月の発表に向けて、

  Let's go for it!