実践的演劇教育ーことばと心の受け渡し

四十数年の小学校と大学での教師体験からの演劇教育の理論と実践、そして、憲法を守る市民運動の現在(いま)を報告します。

〔299〕柳原敏夫さんの「6年間の子ども脱被ばく裁判のふり返りとチェルノブイリ法日本版の現時点の課題」です。

2020年09月12日 | お便り・ミニコミ誌
 直近ではブログ〔282〕にご登場いただいた柳原敏夫さんのメールを紹介します。コロナ禍のなかでこうして頑張っている人がいると励まされます。元気のお裾分けです。

●福田さま

柳原です。
依然、猛暑が続きますが、その後、いかがお過ごしでしょうか。
7月末に、子ども脱被ばく裁判の最終弁論が済んだあと、実はガクッとなりまして、しばらく呆然自失状態でした。

そろそろ猛暑も終りが見えて、また腰をあげなくては、と、今年1月以来、忙しくてアップできていなかったブログの再開と、6年間の子ども脱被ばく裁判のふり返りとチェルノブイリ法日本版の現時点の課題について、トライしました。
以下、その近況報告です。

1、以下は昨日書き上げた、子ども脱被ばく裁判の6年間の個人史です。ふり返って実感したことは裁判というのは格闘技です、一応、知的格闘技ですが。とりわけ今回の裁判はリングの上での血みどろの格闘技だったというのが率直な印象です。
また、この裁判はしょっちゅう、想定外の展開でした。その中には闇に突き落とされる場合と光に導かれる場合の2通りがあり、光に導かれる場合には、そこに「天使」がいたことに、昨日気がつきました。35年以上前、雨の中をチャリに乗っていて研修所に出勤途上、乗用車と出会い頭に衝突して、空にほおり投げられたのですが、路面に叩き付けられる瞬間、身体が宙に浮いた、そのおかげで落下の衝撃が和らぎ、事なきを得ましたが、その奇跡に遭遇して以来、「天使」の存在を信じるようになりました。
また、改めて、実にたくさんの人たちの支援、協力、応援に支えられて、やってきたのだということを実感しました。この場を通じて感謝申し上げます。

【第48話】6年間の脱被ばく子ども裁判の審理終結にあたって――「一寸先は闇(光?)」の連続、その都度が己の正体が裁かれる試練の時――(2020.9.10)
https://seoul-tokyoolympic.blogspot.com/

2、以下が、昨日書き上げた、チェルノブイリ法日本版の現時点の課題についてのコメントです。映画「ペパーミント・キャンディー」に触発されて、考えたことを書いたものです。

チェルノブイリ法日本版の会が現在直面している悩みや壁のことを考えながら、この映画を読み返したら、「こいつはオレの映画だ」と改めて、この映画の恐ろしさに震撼し、凄さに圧倒され、途中から映画マニアの解説文みたいになりました。

【第49話】非日常が日常を貫く様をリアルに描いた映画「ペパーミント・キャンディー」、それはまるで最後の審判を下す福島原発事故とチェルノブイリ法日本版だ(2020.9.11)
https://seoul-tokyoolympic.blogspot.com/2020/09/blog-post_11.html

3、子ども脱被ばく裁判の証人鈴木眞一、山下俊一関係の被告との攻防、書面のやり取り、証言の報告は以下です(9月のアーカイブの5つの投稿がそれです)。

https://darkagejapan.blogspot.com/

これから、富士吉田市に出かけてきます。久々の外出です。
どうぞお元気で。取り急ぎ失礼します。


  そして敬愛する鎌田慧さん!

◆一難去ってまた一難
  アベ泥沼政治が継承されるのか

                鎌田 慧(ルポライター)

 本日8日。自民党総裁選告示。とはいってもすでに決着はついている。
菅義偉官房長官勝利、と誰もが思っている。
 対立者の石破茂元幹事長が「詐欺まがいの総裁選」(「週刊朝日」
9月11日号)と言うのだから穏当でない。

 総裁当選者はすなわち日本国首相となるのだから、首相が詐欺に
よって選ばれた、ということになって、国辱ものなのだ。
 石破氏が「詐欺」というのは、党則に定められている党員選挙を、
政治的空白が起きるから今回はやらないということだ。国会議員票と
各県連票のみで決定するとなった。

 政治的空白というなら6月の通常国会閉会後、野党が国会延長を
もとめても拒否して、モリ、カケ、サクラ、クロカワ、河井アンリ、
さまざまな疑惑に答えず、2ヵ月半も記者会見を行わなかった空白が
大きかった。
 30%台に落ちた支持率は、病気辞任によって急増した。「怪我の
功名」というべきか。
 政治家はとにかく病気を隠すのが通弊だが、車列を連ねて
慶応病院へ。俄(にわか)に起こった判官びいき。

 断腸と痛恨、病状悪化の本人は退任劇で同情を引きつつ、憲法違反の
「敵基地攻撃能力保持」に挑戦、改憲挫折のリベンジを謀る。
 菅総裁候補は多数派閥の支持を取り付けアベ政治を継承する、と
明言している。
 泥沼政治が継承され、追い詰められた辞任で逆転、継続される。
(9月8日東京新聞朝刊21面「本音のコラム」より)
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