あ~またやってしまった。
朝、ぼけぼけの頭でやるもんじゃない。マックのソフトウェア更新。別に今やらんでもええのに、なにげにボタンを押してしもうた。
更新を有効にするために、ハイ、再起動。
・・で終わらなかった!
ああ、再起動のジャーンという音はするも、かじったアップルの下のビーチボールが回り続けること5分、10分。おかしい。長すぎる。考えすぎだろ、マック。そろそろ、次のステップに行ってちょうよ。
ああ、だめだ。ビーチボールは回り続ける(これ、マックユーザーやないとわからないか?パソコン内部で「僕ら動いてますよ~」というサイン)。
マックの達人に電話。留守電・・・。
しばらくビーチボールを眺めている。
もいっかい電話。留守電・・・。2回めの絶望的メッセージを残す。
あかん、待ってられへん。頭の中でビーチボールを回す。う・・・・・ん、そうだ、元同僚のウェブデザイナーがいた!彼ならマック強いじゃん。
6年ぶりの時を乗り越え、ワラをもすがる思いでフトダ君に電話。留守電。
電話番号変わったかなあ・・。
フトダ君の電話番号を確認するため、これまた5年ぶりくらいにフトダ君の妹に電話。留守電。
なんやねん、みんな! わたしを見捨てる気かいな。
そや、もうひとり元同僚のウェブデザイナーがいた!なんで思いつかなかったのか。仕事中かな・・・。ああ、留守電~~~。
もう、マックの神さまに見捨てられた孤児の気分。ビーチボールが回り続けてすでに20分以上。しゃあない。自分でなんとかするしかない。覚悟を決めてパワーボタンを押す。キュっと音がしてパワーオフ。
んんん、息の根止めてしもたか?数秒待っておそるおそるパワーボタンをギュゥ。
ジャアーンと景気よく立ち上がる。で、ビーチボールは出た。回る。回るけど・・やった~。ブルーの画面が出た~。
というわけで、気まぐれマックは機嫌をなおしてくれました。その後、ぽつぽつとみんなが電話をかけてきてくれて、そのたび「なおったのよ~」と叫んでいました。どうやらトラブルとも呼べない単純なトラブルだったようです。
でもおかげで、音信がとだえていた昔の同僚たちと旧交復活!う~ん、パニックの功名とはこのことね。パニックにでもならなきゃ、普段ものおじするワタクシ、ひさびさの電話なんてかけられないですぅ。
めでたし、めでたしだ。アップルのテクニカルサポートって1回の相談で5250円ですよ!とてもじゃないけど頼れない。持つべきものはマックに強い友です。大事にしよう(ってゲンキンすぎるわ。ほな、ウインドゥズの友はないがしろにしてええのか!いや、そんなことはないが、皆さん、マックに転向しませんか?マイノリティーだけに連帯感は抜群ですえ)。