遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

クシシュトフ・キェシロフスキ監督『デカローグ』第4話 ある父と娘に関する物語

2024-03-31 00:18:13 | DVD・VHS・動画など

2024/3/29

仲良し父娘の娘が、父の机の引き出しから「死後あけること」と書かれた手紙を見つけてしまい、開封するかどうか迷う話。

DVDの解説によると、十戒の中の「あなたの父母を敬え」という第五戒がテーマらしい。

直接表現しているわけではないので、一致していると言えばしているし、よくわからない。

どちらかというと、親とは何かという話。踏み込んだ表現もあるけど、比較的穏当な話だったと思う。

過去3回もそうだけど、登場人物の顔が強い。

今回も娘の顔が強い。演者はアドリアンナ・ビエェンスカ。名前を覚えられる気がしない。

話はとてもシンプルで、なんなら既視感もあるくらいだけど、娘の表情がコロコロ変わって楽しい。

派手な演出表現はないので、落ち着いて顔の情報量を楽しむことができる。

各話、同じアパート内の話なので、2話の医者が同じエレベーターに乗り合わせてますます顔面が強いシーンになっていた。

あと、娘の部屋の巨大山男風壁紙が謎。一体どういう趣味しているんだろう。


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